筋肉を考える日
9月16日は「アサイーの日」。今回は「アサイーの日」の意味や日付の由来を解説します。
また、「アサイーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にアサイードリンクやアサイーボウルといった商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「アサイーの日」の意味・由来とは?
9月16日は「アサイーの日」です。ブラジルのアマゾンを原産とするフルーツなどを輸入・販売している株式会社フルッタフルッタによって、2019年に制定されました。
日付は、1929年9月16日、アマゾン川河口の都市ベレンに、第1回移民船が到着した出来事に由来しています。「スーパーフード」「スーパーフルーツ」と呼ばれるアサイーが持つ力やおいしさを、広く知ってもらうことが目的です。
「アサイーの日」には、株式会社フルッタフルッタを筆頭に、アサイーにまつわるイベントやキャンペーンを多数実施。なお、アサイーの原産国であるブラジルのパラ州では、9月5日が「アサイーの日」に制定されています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「アサイーの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「アサイーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アサイーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アサイーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「アサイーの日」を元に発信をする流れ
「アサイーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「アサイーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「アサイーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「アサイーの日」を広報PRに活かした事例
「アサイーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「アサイーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「アサイーの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.「アサイーの日」記念イベントでアサイーボウルを無料提供
アサイーやアマゾンフルーツなどの商品を展開する株式会社フルッタフルッタは、9月16日の「アサイーの日」を記念してイベントを開催することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、アサイーボウルの無料提供といったイベントの内容や人気商品「お家でアサイーボウル®」の紹介を記載。メイン画像に設定したバナーには、記念日をハッシュタグ表記で載せ、記念日にちなんだイベントであることを訴求しています。記念日を制定した会社ならではの特別な広報PRです。
参考:9月16日「アサイーの日」記念イベント SHIBUYA109 渋谷店で初開催!1日限定!アサイーキッチンカー出現⁈
事例2.アプリが導入されたことをプレスリリースで発表
株式会社ハックルベリーが提供する「定期購買」アプリが、「アサイー×お米の乳酸菌」100%無添加パウダー「and ethic(アンドエシック)」のオンラインショップに採用されたことをプレスリリースで発表。
プレスリリースには、「and ethic」からの導入に関してのコメントを記載後、「and ethic」の主力商品であるミネラル補給食品「アサイー×お米の乳酸菌POWDER」、その公式オンラインショップの情報などを掲載。その後、「定期購買」アプリの特徴や機能面を端的にまとめ、Shopifyストアの売上向上支援サービスや開発を提供する自社の紹介へと続く構成の流れは情報が整理されていてGOOD。
「アサイーの日」に関した発信ではありませんが、この事例のように自社が提供するサービスが他社に導入された際は、プレスリリースを配信する好機会です。
参考:「定期購買」アプリが、家族の健康を守る「アサイー×お米の乳酸菌」100%無添加パウダー「and ethic」のオンラインショップにて採用
事例3.ニューヨーク発のヴィーガンスムージー店が期間限定で日本初出店
株式会社ベイクルーズが運営するカフェ「FLIPPER’S(フリッパーズ)」は、ニューヨーク発の100%ヴィーガンスムージー&スムージーボウル専門店「LOCO COCO (ロコココ)」を期間限定でオープンすることをプレスリリースで発表。FLIPPER’S 渋谷店内に出店します。
プレスリリースでは、「LOCO COCO」が植物由来の原材料を使用していること、アサイーやカカオニブなどのスーパーフードを使用したスムージーやフルーツボウルを販売することを紹介。プレスリリースのタイトルには、日本初上陸の店舗であることを記載し、新規性を盛り込んでいるがGOODポイントです。
記念日に絡めた事例ではありませんが、アサイー商品の魅力が伝わる画像とメニューの詳細がわかりやすい好事例です。
参考:【初上陸】NYC発!100%ヴィーガンスムージー&スムージーボウル専門店「LOCO COCO (ロコココ)」2023年3月1日(水)日本初上陸!
「アサイーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
9月16日の「アサイーの日」は、アサイードリンクやアサイーボウルといった商品に注目が集まりやすい記念日です。飲食業界の方、特にアサイーなどのスーパーフードを取り扱っている企業の方であれば、「アサイーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「アサイーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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