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ニキビの日(5月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ニキビの日(5月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月21日は「ニキビの日」。今回は「ニキビの日」の意味や由来を解説します。

また、「ニキビの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に化粧品業界の方や、スキンケア用品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ニキビの日」の意味・由来とは?

5月21日は「ニキビの日」です。2010(平成22)年に塩野義製薬株式会社が定めた記念日を継承するかたちで、製薬会社であるマルホ株式会社によって制定されました。

日付は、「いつ(5)も、ニ(2)キビは、皮(1)膚科へ」と読む語呂合わせが由来。ニキビについて理解を深め、皮膚科で治療できることを知ってもらうことを目的としています。

毎年「ニキビの日」には、ヘルスケア業界を筆頭に、さまざまな企業がニキビやスキンケアに関する啓発活動を行っています。思春期に悩みがちなニキビケア・対策はもちろん、「大人ニキビ」と呼ばれる肌トラブルに関する情報を発信するためにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ニキビの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ニキビの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ニキビの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ニキビの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ニキビの日」を元に発信をする流れ

「ニキビの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ニキビの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ニキビの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ニキビの日」を広報PRに活かした事例

「ニキビの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ニキビの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ニキビの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.思春期ニキビに関する自社調査レポートを配信

株式会社アースケアは「思春期ニキビ」に関する調査を実施し、プレスリリースで結果を発表しました。2024年3月20日、30~50歳の女性100人を対象にインターネットでアンケートを取った自社調査レポートです。

思春期にニキビが気になっていた人の割合が半分以上であること、ニキビ跡は26%が今でも気にしていることを取り上げて、グラフ画像とあわせて紹介しています。「ニキビの日」の事例ではありませんが、化粧品・健康食品などを販売する企業ならではの広報PR施策といえるでしょう。

参考:56.7%の女性が思春期ニキビに悩んだ経験アリ。悩みを長期化させないために必要なこととは?

事例2.あせもやニキビ防止効果が期待できるローションを発売

低刺激スキンケアメーカーの株式会社ナチュラルサイエンスは、薬用ローション「ママ&キッズ 薬用スキンコントロールローション」の発売に先駆けてプレスリリースを配信しました。日焼け後の肌荒れやあせも、ニキビを防ぐスプレータイプのミストローションです。

「ニキビの日」のプレスリリースではありませんが、あせもやニキビ防止につながるだけでなく、背中など届きにくいところも簡単にケアできる利便性を訴求したのがGOOD。製品に含まれている成分や対象年齢をイラスト付きでわかりやすく解説し、特徴・魅力を可視化しています。

参考:低刺激スキンケアメーカー、ナチュラルサイエンスより、あせも・ニキビ・日焼け後の肌あれを防ぐさわやかな薬用ローションを発売【2024年4月26日新発売】

事例3.大人ニキビの根本治療を目的とした新製品を展開

全国各地に調剤薬局を展開する日本調剤株式会社は、OTC医薬品シリーズの新商品を発表しました。大人のニキビに着目し、根本治療を目的とした「キルカミンアクネクリーム」のプレスリリースです。

発売日や取り扱いサイトなどをリード文で紹介したうえで、「3つの特徴」の見出しを設けて簡単に説明しています。こちらも「ニキビの日」の事例ではありませんが、ニキビ治療に特化した製品の認知拡大を図る広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:日本調剤のOTC医薬品シリーズ『5COINS PHARMA』でニキビ治療薬「キルカミンアクネクリーム」を新発売

「ニキビの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月21日の「ニキビの日」は、スキンケアやニキビ予防を想起させるきっかけになる日です。コスメ商品を扱う企業の方や、ニキビケアに関する情報を発信している方にとっては特に、「ニキビの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ニキビの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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