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無添加の日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日無添加の日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月10日は「無添加の日」。今回は「無添加の日」の意味や由来を解説します。

また、「無添加の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に化粧品業界の方や食品業界の方はぜひ参考にしてみてください。

「無添加の日」の意味・由来とは?

6月10日は「無添加の日」です。化粧品・健康食品の研究開発、製造および販売を手がける株式会社ファンケルが制定しました。日付の由来は、6と10で「無添(むてん)加」の語呂合わせから。

肌ストレスの軽減や食材本来の旨みを感じられるなど、無添加の良さや大切さをより多くの方に広めることを目的としています。

無添加製品への需要は年々高まっており、国内外問わず多数の企業が製品開発に取り組んでいます。無添加の商品・サービスを「無添加の日」と紐づけて、プレスリリースを配信したり、キャンペーンを開催したりするなど、広報PRに活用するのも一案です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「無添加の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「無添加の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「無添加の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「無添加の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「無添加の日」を元に発信をする流れ

「無添加の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「無添加の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「無添加の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「無添加の日」を広報PRに活かした事例

「無添加の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「無添加の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「無添加の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.独自のオニオン水を使用した無添加美容液

兵庫県・淡路島初の化粧品メーカーのティヨル株式会社は、国内唯一の玉ねぎ成分を使用したスキンケアブランド『NIONE(ニオーネ)』より、美容液「ブリリアントセラム」を発売。新商品について、プレスリリースを配信しました。

まず、『NIOnE』は玉ねぎ成分の若々しさを保つ作用を活かし、いつまでも肌に自信を持って笑顔で過ごせる人を増やせるようにと研究開発されたスキンケアブランドであることをプレスリリースに記載。次いで今回新たに発売する美容液「ブリリアントセラム」についての詳細と特徴を紹介しています。商品への想いや魅力が伝わりやすい記事の展開がGOODです。

また、ブランドの主成分である玉ねぎを映りこませた新商品画像や販売の様子がわかる画像を掲載しているのも目を引くポイント。「無添加の日」にちなんだものではありませんが、記事の流れや画像の使い方が参考になるプレスリリースです。

参考:国内で唯一!玉ねぎ成分配合のスキンケアブランド「NIONE(ニオーネ)」から美容液が3/14より新発売!

事例2.乾燥やアトピーで悩む犬のための無添加スキンケアスプレー

新素材の研究・商用化を手掛ける株式会社ウェルファーマは、ペットのためのウェルネスブランド『M&N’s CBD』から乾燥やアトピーで悩む犬のための保湿剤「カイカイバリア®スプレー」の発売情報を公開。保存料、増粘剤、漂白剤などを使用しない無添加仕様で、安心して大切なペットに使える商品です。

プレスリリースでは商品の特徴を画像を多く使用しわかりやすく説明。そのほかにも、犬の動物病院を受診する理由の多くが「皮膚疾患」であることなど、なぜ犬の保湿スキンケアが必要なのかにも触れ商品への訴求を高めているところもGOODポイントです。

「無添加の日」にちなんだ事例ではありませんが、予約特典として『カユピタ軟膏』のミニサイズプレゼントをサブタイトルに記載するなどプレスリリース構成が参考になります。

参考:【セラミド×CBD×菌活】M&N’s CBDから犬用保湿スキンケア「カイカイバリア®スプレー」予約発売スタート!

事例3.無添加にこだわった国産クラフトジンのソーダ缶発売

独自の発酵技術を活用した健康食品を開発・製造販売する株式会社越後薬草は、シリーズ初となるソーダ缶「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」の販売をプレスリリースで公開しました。「THE HERBALIST YASO」シリーズは、世界的に高い評価を得ている糖類・甘味料・保存料・香料無添加の国産クラフトジンです。

発売に先駆けCMも放送。プレスリリースにはCMのさわやかなシーンのキャプチャを掲載し、オフィシャルサイトに誘導しているのがGOODです。

記念日に絡めた発信ではないものの「無添加」や「糖質オフ」「低カロリー」、さらには「SDGs」を念頭に製造行程におけるロスをなくすなど、昨今のトレンドも盛り込まれた好事例です。

参考:世界最高峰の国産クラフトジンをもっと気軽に。THE HERBALIST YASOシリーズ初のソーダ缶が5月7日(火)発売

「無添加の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月10日の「無添加の日」は、無添加商品へ注目が集まりやすい日です。食品や化粧品などの開発や販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「無添加の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「無添加の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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