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やっぱり家の日(8月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日やっぱり家の日(8月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月1日は「やっぱり家の日」。今回は「やっぱり家の日」の意味や由来を解説します。

また、「やっぱり家の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方は、特に家や家具といった商材に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「やっぱり家の日」の意味・由来とは?

8月1日は「やっぱり家の日」です。ホームファニッシングカンパニーのイケア(IKEA)によって、2010年に制定されました。

日付は、「や(8)っぱり、い(1)えがいちばん」と読む語呂合わせから。家の大切さや、家で過ごす快適さを再認識してもらうことが、記念日制定の目的です。8月1日は、イケアから商品カタログが配布される日としても知られています。

また、過去には、「やっぱり家の日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施してきました。たとえば、記念日制定から10年目を迎える2019年8月には、抽選会やシンポジウムを開催。

家具を取り扱う企業はもちろん、家に関するサービス提供を発信したり、住宅情報をニュースリリースで発信したりといった広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「やっぱり家の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「やっぱり家の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「やっぱり家の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「やっぱり家の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「やっぱり家の日」を元に発信をする流れ

「やっぱり家の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「やっぱり家の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「やっぱり家の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「やっぱり家の日」を広報PRに活かした事例

「やっぱり家の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「やっぱり家の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「やっぱり家の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.無印良の品「リノベーション済み住戸」を大阪で販売開始

「無印良品のリノベーション」を展開する株式会社MUJI HOUSEは、大阪でリノベーション済み住戸の販売を開始したことをプレスリリースで配信。2021年よりリノベーション済み住戸の販売をスタートし、今回の大阪での販売は関西エリア初となります。

プレスリリースではリノベーション済み住戸の特長をはじめ、物件概要を記載。間取り図や内観の画像を複数枚載せて、魅力を紹介しているのがGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、家に関する広報PRの際に参考になるプレスリリースの構成です。

参考:無印良品のリノベーション リノベーション済み住戸 大阪で販売開始

事例2.「畳」を使用した「THE TATAMI BENCHI」発売開始

パーソナライズ家具「KANADEMONO」を展開するルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニーは、1cm単位でサイズオーダーが可能な「THE TATAMI BENCH」を発売開始。総合インテリアメーカーのイケヒココーポレーションと協業した企画の第2弾となる新たなプロダクトをプレスリリースで紹介しました。

プレスリリースでは、これまでの取り組みや商品詳細、畳についてなどを掲載しています。後半の「おすすめの取り入れ方」と題した部屋のスタイリング提案が、読み手の興味・関心を深める構成で、い草畑や畳職人の画像も印象的でGOOD。「やっぱり家の日」にちなんだ事例ではありませんが、新しいインテリアに関するプレスリリースの配信で、関連する記念日を絡めてみるのも一案です。

参考:KANADEMONOより、1cm単位でサイズオーダーが可能な「THE TATAMI BENCH」を発売開始。日本の伝統的な素材「畳」を現代の暮らしに取り入れ、ジャパンディスタイルを再解釈。

事例3.関東初の直営店「LOWYAマークイズみなとみらい店」オープン

家具・インテリアブランド「LOWYA」を運営する株式会社ベガコーポレーションは、関東初の直営店「LOWYAマークイズみなとみらい店」と「LOWYA二子玉川ライズ店」もオープン。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、「LOWYAマークイズみなとみらい店」の見どころを画像や動画を使用して紹介。項目ごとに区切り、読みやすいように装飾された構成がGOOD。対象がわかりやすいように、メディアに向けて先行内覧会を実施することを冒頭に記載しているのも参考になります。記念日に絡めた配信ではありませんが、メディア関係者に向けた家具・インテリアを取り扱う新店舗の広報PRの好事例ではないでしょうか。

参考:【関東初上陸】詳細発表!EC発の家具・インテリアの「LOWYA」が、 “関東初の直営店”を8月10日(土)マークイズみなとみらいに、OPEN!

「やっぱり家の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月1日の「やっぱり家の日」は、家に注目が集まり、住宅や家具を想起させるきっかけになる日です。家具メーカーの方はもちろん、家や家具にまつわる製品を販売する企業の方にとっては特に、「やっぱり家の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「やっぱり家の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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