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飛行機の日(12月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日飛行機の日(12月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

12月17日は「飛行機の日」。今回は「飛行機の日」の意味や由来を解説します。

また、「飛行機の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に航空業界の方や、飛行機をモチーフにした商品などを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「飛行機の日」の意味・由来とは?

12月17日は「飛行機の日」です。1903年の12月17日、ウィルバー・ライトとオービル・ライトの兄弟(通称「ライト兄弟」)が、自作の飛行機による人類初の有人動力飛行をアメリカ・ノースカロライナ州で成功させました。この偉業を記念し、12月17日は「飛行機の日」とされています。

「飛行機の日」は特定の機関によって定められた記念日ではなく、恒例のイベントなどが行われているわけではありませんが、飛行機の技術の進歩や有人飛行の歴史に思いをはせるきっかけとなる1日です。

「飛行機の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「飛行機の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「飛行機の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「飛行機の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「飛行機の日」を元に発信をする流れ

「飛行機の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「飛行機の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「飛行機の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「飛行機の日」を広報PRに活かした事例

「飛行機の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「飛行機の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「飛行機の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「飛行機の日」にちなんで子ども向けワークショップを開催

株式会社ナカシロは、楽の湯グループが運営する「天然温泉こまき楽の湯」と、体験型教育を手掛けるasobiim合同会社との共同企画についてプレスリリースを配信しました。2025年12月17日の「飛行機の日」にちなんで、「飛行機が見える銭湯」で展開する子ども向けのワークショップです。

「キャッチコピーづくり」というプログラムがユニークで、優秀作品は館内ポスターやのぼりへの採用も決定しています。共同企画ならではの新規性・独自性の高いコンテンツを発信することで、メディアフックにつながりやすい切り口として参考になる広報PR施策といえるでしょう。

参考:飛行機の日(12/17)を前に、“飛行機が見える銭湯”で創造力が離陸

事例2.特別な体験価値を提供するツアー商品を発売

ANA X株式会社は、2025年10月23日から販売をスタートする商品についてプレスリリースを配信しました。今回展開するのは、航空ファンのために構成された4日間の特別ツアー商品です。

「飛行機の墓場」第3弾となる商品で、通常は入れない工場などに案内し、体験価値を提供する点を強みとしています。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、チケット発売日に合わせた情報発信のタイミングが参考になります。

参考:航空ファンのためのスペシャルツアー 「飛行機の墓場」シリーズ 第3弾を発売 「知られざる航空機の舞台裏〜飛行機の墓場・ビクタービル空港と非常用装備の世界〜ロサンゼルス4日間」

事例3.飛行機のシートを活用したアップサイクル商品を新発売

ユニフォームや雑貨の企画・生産、ブランディング事業などを幅広く手掛ける株式会社オンワードコーポレートデザインは、新商品「ANA特製パッチワーククッション」の発売をプレスリリースで発表しました。ANAホールディングス株式会社と共同で展開するアップサイクル第2弾となる取り組みです。

こちらも「飛行機の日」の事例ではありませんが、飛行機のシートカバーを有効活用した制作工程を写真で掲載し、同商品ならではの魅力を訴求したのがGOOD。両社のコメントも掲載することで、プロジェクトに対する想いや展望を具体的に伝えられています。

参考:【ANAとオンワードコーポレートデザインの共同アップサイクル第2弾】 飛行機の廃シートカバーを再活用したパッチワーククッションを8月4日(月)から販売開始

「飛行機の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「飛行機の日」は、飛行機に注目が集まるきっかけとなる日です。

航空業界の方や、飛行機に関連する技術・製品を扱う企業の方にとっては特に、「飛行機の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「飛行機の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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