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飛行船の日(1月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日飛行船の日(1月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月22日は「飛行船の日」。今回は「飛行船の日」の意味や由来を解説します。

また、「飛行船の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に航空業界の方や、飛行船にまつわる商品を展開している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「飛行船の日」の意味・由来とは?

1月22日は「飛行船の日」です。1916(大正5)年1月22日、日本ではじめて国産飛行船の飛行実験を成功させた出来事にちなんで、記念日に制定されました。

初飛行に用いられたのは、陸軍の「雄飛(ゆうひ)号」。長さ約75m、幅約25mの巨大な機体です。所沢離陸から約4時間後に豊橋に到着し、燃料を補給したのち、約5時間後に目的地となる大阪に着陸しました。

飛行機やヘリコプターといった航空機に比べると馴染みが浅い飛行船ですが、ゆっくり進む特性を活かして、遊覧飛行や企業の広告媒体として活用されることもあります。

「飛行船の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「飛行船の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「飛行船の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「飛行船の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「飛行船の日」を元に発信をする流れ

「飛行船の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「飛行船の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「飛行船の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「飛行船の日」を広報PRに活かした事例

「飛行船の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「飛行船の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「飛行船の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ドイツの飛行船に着想を得た時計シリーズから新カラーが誕生

株式会社ウエニ貿易は、ドイツの時計ブランド「 ZEPPELIN(ツェッペリン)」から販売する「100周年記念シリーズ クロノグラフアラーム」についてプレスリリースを配信。ベストセラーシリーズに、新カラーのブルーを加えることを発表しました。

「飛行船の日」に関する広報PRではありませんが、ドイツの飛行船をモチーフとしており、フォルムからケースデザインまでこだわりが見られるのがポイントです。発売時期やシリーズによって「飛行船の日」のようなキーワードと組み合わせると、さらにインパクトのあるプレスリリースになるでしょう。

参考:新定番!ドイツの飛行船の歴史に想いを馳せた腕時計「ZEPPELIN」のベストセラー「100周年記念シリーズ クロノグラフアラーム」に、ブルーの新作が登場。

事例2.飛行船や気球をデザインしたアドベントカレンダーを提案

フランス発のオリーブオイルブランド「OLIVIERS&CO」の販売店である株式会社イル・ド・フランスは、オリジナル商品のプレスリリースを配信しました。同社おすすめのオイルやビネガーなど、24種類のミニボトルを登場させるアドベントカレンダーです。

数量限定で提供しており、クリスマスシーズンの特別なギフトとしてプレスリリースで提案。「飛行船の日」とは異なる事例ですが、飛行船をモチーフにしたデザインについて紹介し、本商品ならではの魅力をビジュアル面からも効果的に伝えています。

参考:数量限定!OLIVIERS&COのオリジナルアドベントカレンダー販売開始。

事例3.『子供の科学』100周年を記念し、バックナンバーを収録

株式会社誠文堂新光社は、『子供の科学完全読本 1924−1945』の販売情報をプレスリリースで公開しました。『子供の科学』の刊行100周年を記念し、1924年から終戦までのバックナンバーを収録した新刊本です。

「飛行船の日」に合わせた広報PRではありませんが、刊行当時の飛行船に対する考え方や、月世界旅行など、現代だからこそユニークに読み返せる内容を伝えたのがGOODポイント。早期購入特典や電子版についても紹介し、幅広い層の興味・関心を高めています。

参考:100周年記念! 創刊〜終戦までの『子供の科学』を小飼弾が読み直す。怒涛の20世紀が記録された記事に胸アツ!

「飛行船の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月22日の「飛行船の日」は、航空機のなかでも飛行船に注目が集まりやすい日です。飛行船をモチーフにした商品を製造・販売している方や、遊覧船などのイベントを検討している方にとっては特に、「飛行船の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「飛行船の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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