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1月23日は「アーモンドの日」。今回は「アーモンドの日」の意味や由来を解説します。
また、「アーモンドの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品・飲食業界の方や、アーモンドを使用した製品を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「アーモンドの日」の意味・由来とは?
1月23日は「アーモンドの日」です。2018年、カリフォルニア・アーモンド協会により制定されました。
手のひら1杯分のアーモンド(約23粒・30g)だけで一日に必要なビタミンEを摂取できることから、「1」日「23」粒という数字にちなんで1月23日に設定されています。
抗酸化作用が強く、美容や健康に重要なビタミンEが豊富なアーモンド。より多くの人にアーモンドの魅力を伝え、積極的に食べてもらうことを目的としている記念日です。
毎年1月23日頃には、カリフォルニア・アーモンド協会主催のもとSNSキャンペーンやレストラン・カフェとのコラボ企画が実施されています。
「アーモンドの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「アーモンドの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「アーモンドの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アーモンドの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アーモンドの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「アーモンドの日」を元に発信をする流れ
「アーモンドの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「アーモンドの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「アーモンドの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「アーモンドの日」を広報PRに活かした事例
「アーモンドの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「アーモンドの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「アーモンドの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.「アーモンドの日」を記念し無料サンプリングイベントを実施
大豆製品などの製造販売を行うマルサンアイ株式会社は、1月23日の「アーモンドの日」を記念し、東京と名古屋の2会場でイベントを開催。「おいしさ実感!アーモンドミルク サンプリングチャレンジ」と題した企画を行ったことをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、イベント当日の様子を複数の画像とともに紹介。来場者やブランド戦略室の方からのコメントも記載するなど、イベントの雰囲気が伝わる構成がGOODです。同社はイベント開催前にもプレスリリースを配信。イベント前後で広報PRを行い、「アーモンドの日」をきっかけに製品の認知拡大につなげた好事例です。
参考:1月23日 “アーモンドの日”を記念! 12,300人以上に、アーモンドミルクの無料サンプリング達成 「おいしさ実感!アーモンドミルク サンプリングチャレンジ」を東京(渋谷)と名古屋で開催!
事例2.北千住にアーモンドスイーツ専門店をオープン
老舗洋菓子メーカー、井桁堂株式会社の販売会社である株式会社ハートリーは、アーモンドスイーツ専門店「ALMOND MEISTER ®Refined」北千住マルイ店のオープンを発表。焼き菓子「デアマンド」の発売開始や、人気商品を詰め合わせた「ランチトートバッグセット」を数量限定で販売することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは新商品や限定商品に加え、看板商品についても詳細を紹介。味や生地のポイントを記載した画像を掲載し、そのこだわりを丁寧に伝えた点がGOODです。「アーモンドの日」に合わせた事例ではありませんが、アーモンドの製品を扱う店舗のオープンを伝えた広報PRの一例です。オープン日と記念日が同じ場合は、合わせてプレスリリースの配信を行うのもおすすめです。
参考:アーモンドマイスター®リファインド待望の6店舗目となる常設店舗が、北千住マルイ1Fに1月23日(木)オープン~店舗限定の新商品やお得な記念セットも販売~
事例3.絵画をイメージしたアーモンドラテを限定販売
絵画モチーフのドリンクやスイーツが楽しめるカフェ「unimocc」を運営する株式会社TSUDA CONSTRUCTION COMPANYは、「飲む名画」ドリンクの新商品発売についてプレスリリースを配信。フェルメールの名画『真珠の耳飾りの少女』をイメージしたキャラメル・アーモンドラテを、1月29日より期間限定で販売しました。
プレスリリースでは、ドリンクの内容を箇条書きで記載。「寒天の赤いラインで少女の口紅をイメージ」など、元となった絵画をどのように表現しているのかや、味についてが簡潔にわかりやすく紹介されているのがGOODです。過去に発売したドリンクについても画像とともに掲載し、ブランドのこれまでの製品がひと目でわかる構成もポイントです。
こちらも「アーモンドの日」の事例ではありませんが、記念日と商品の販売日が近い場合などは、記念日に合わせて配信を行い、認知拡大を図るのも一案です。
参考:フェルメール《真珠の耳飾りの少女》が「飲む名画」に登場。絵画をイメージしたデザートドリンク。
「アーモンドの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「アーモンドの日」は、アーモンドに注目が集まり、アーモンドの美容・健康効果やアーモンドを使ったお菓子を想起させるきっかけになる日です。
飲食業界の方や、アーモンドを使った食品・飲料を販売する企業の方にとっては特に、「アーモンドの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「アーモンドの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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