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時の記念日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日時の記念日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月10日は「時の記念日」です。今回は、「時の記念日」の意味や由来について解説します。

また、「時の記念日」をきっかけにした広報PRの事例もあわせてご紹介。プレスリリースを配信するタイミングやポイントなどを解説しています。商品として時計を扱っている企業や、腕時計のサブスク事業を行っている企業はぜひチェックしてみてください。

「時の記念日」の意味・由来とは?

6月10日は「時の記念日」です。生活改善同盟会により、1920年に制定されました。

日付の由来は、日本書紀から。天智天皇がグレゴリオ暦671年6月10日(日本歴では10年4月25日)に、中国で用いられた水時計である漏刻を新しい台に設置したと記述されていたため、6月10日に決まったとされています。

「時の記念日」制定の目的は、時間を大切にする意識を広めること。制定100周年となった2020年には、国立科学博物館で「時」という企画展が開催されるなど、各地でさまざまなお祝い事が行われました。

なお、「時の記念日」は日本独自の記念日であるため、世界的なイベントは開催されていません。

「時の記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「時の記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「時の記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「時の記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「時の記念日」を元に発信をする流れ

「時の記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「時の記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「時の記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「時の記念日」を広報PRに活かした事例

「時の記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「時の記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.J-WAVE、「時の記念日」にちなんだ特別企画を放送

ラジオ局J-WAVEは、平日の人気ワイド番組『STEP ONE』にて6月10日の「時の記念日」にちなんだ特別企画を放送することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、「時」をテーマにした特別企画の紹介や、プレゼント企画の実施案内などを掲載。番組のナビゲーター2人が、プレゼント企画で用意されているものと同様のCITIZEN100周年記念時計をしている画像が目を引きます。記念日と絡めたコーナーを放送時間も含めて掲載してた好事例です。

参考:「時の記念日」にJ-WAVEで特別企画をお届け!久保田利伸が平日人気番組『STEP ONE』に登場、「時」をテーマに番組オンエア。CITIZENの腕時計プレゼントも!

事例2.AI搭載スマートウォッチの日本先行販売を開始

Spheretek-Japan株式会社は、スマートウォッチ「KUMI GW6」の日本国内先行販売についてプレスリリースを発表しました。国内クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて販売開始します。

プレスリリースでは、今回搭載している「ChatGPT」の解説から各機能についてを画像付きで紹介しています。静止画だけでなく、機能がよりイメージしやすいよう動きがあるGIF画像を使用しているのもGOOD。

「時の記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、販売開始するスマートウォッチの魅力が伝わる構成が参考になる事例です。

参考:【新商品】<1万円以下で購入可能!>ChatGPT-4連携可能!新世代のスマートウォッチ「KUMI GW6」登場!

事例3.ゲームキャラクター「パックマン」とコラボした限定時計を販売

時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」は、ゲームキャラクター「パックマン」とコラボレーションした限定モデルの販売をプレスリリースで発表しました。

コラボウォッチ第3弾となる「PAC-MAN × TIMEX」は、2023年5月22日に予約開始、6月23日に発売。NICI スペシャルパッケージとして、パックマンに登場するゴーストの形をモチーフとしたぬいぐるみポーチを採用しています。

プレスリリースは、コラボ商品の画像とともに、それぞれの特徴やポイントをわかりやすく記載。コラボ商品としてアピールすることで、既存顧客への販売促進だけでなく、作品のファンにもアプローチできる好事例です。

参考:米国の腕時計ブランド「タイメックス」が日本を代表するビデオゲーム「パックマン」とのコラボウォッチ第3弾『 PAC-MAN × TIMEX 』を5月22日(月)予約開始、6月23日(金)発売

時の記念日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「時の記念日」は制定から100周年を迎えた歴史ある記念日です。そのため、話題作りもしやすく、時計に関係する商品などを広報PRするきっかけとして活かせます。商品発売のタイミング以外に、時間に関する調査リリースやイベントなども「時の記念日」にあわせて行うのがおすすめです。

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