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盗難防止の日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日盗難防止の日(10月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月7日は「盗難防止の日」。今回は「盗難防止の日」の意味や由来を解説します。

また、「盗難防止の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に保険業界の方や盗難防止関連の製品やサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「盗難防止の日」の意味・由来とは?

10月7日は「盗難防止の日」です。2003年(平成15年)に一般社団法人日本損害保険協会が、「とう(10)なん(7)」の語呂合わせから制定しました。

盗難被害を防ぎ、その犯罪をなくすことを目的としており、毎年この日には全国各地で盗難防止の啓発運動などが行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「盗難防止の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「盗難防止の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「盗難防止の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「盗難防止の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「盗難防止の日」を元に発信をする流れ

「盗難防止の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「盗難防止の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「盗難防止の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「盗難防止の日」を広報PRに活かした事例

「盗難防止の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「盗難防止の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「盗難防止の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.薄型ノートPCに使える盗難防止ツールを発売

オフィス用品の通販サイトを運営するサンワサプライ株式会社は、薄型ノートPCに最適な超小型シリンダーを採用したセキュリティワイヤーを発売したとプレスリリースで発表しました。セキュリティワイヤーとはノートPCの盗難防止ツールのことです。

プレスリリースでは、従来のセキュリティワイヤーの課題を挙げ、本製品がそれをクリアしているということを説明している点がGOOD。製品画像もさまざまな角度から撮影したものを多く用意し、どのような製品なのかがとてもよくわかるようになっています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、盗難防止ツールの紹介をする際に参考になる広報PR事例です。

参考:ノートPCの盗難防止に超小型シリンダーを採用したダイヤル錠のセキュリティワイヤーを4月16日に発売

事例2.流通小売向け万引き抑止サイネージを発売

販売促進の企画提案などを行うインパクトホールディングス株式会社は、子会社の株式会社impactTVから流通小売向けに万引き抑止サイネージ「見てるゾウ」を販売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースには開発背景として万引きによる影響について記載し、社会課題を解決する製品であることを伝えています。実用の際の活用イメージが伝わる画像が挿入されているのもわかりやすくDOOD。

記念日と関連させているわけではありませんが、盗難防止に関するサービスを紹介するプレスリリースとして参考になります。

参考:万引き・盗難抑止サイネージ 「見てるゾウ」 、流通小売向けに販売開始

事例3.盗難を防ぐ自転車用ヘルメットバックのクラウドファンディング開始

アイデア商品の開発製造販売を行う株式会社発明ラボックスは、盗難を防ぐ自転車用ヘルメットバック「biclou」の販売を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて開始するとプレスリリースで発表しました。

本製品は自転車に乗る際にヘルメットを着用する人を増やすことをめざしたもので、プレスリリースには背景にある社会課題を掲載。共感できる要素をきちんと入れることで、クラウドファンディングへの導線としている点がGOODです。活用シーンや折りたたんだ状態の写真などを複数掲載し、製品の詳細なイメージが伝わってきます。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、クラウドファンディングへの呼びかけをするプレスリリースとして参考になります。

参考:5月10日 盗難と蒸れを防ぐ自転車用へルメットバッグ「biclou(ビクル)」をマクアケにて先行販売開始

「盗難防止の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「盗難防止の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「盗難防止の日」に関連したイベントやキャンペーンを実施したり、盗難に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、自社が独自に行っている盗難防止の取り組みがあれば、積極的に発信するとよいでしょう。

「盗難防止の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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