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April Dream/エイプリルドリーム(4月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日April Dream/エイプリルドリーム(4月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月1日は「April Dream(エイプリルドリーム)」。今回は「April Dream」の意味や由来を解説します。

また、「April Dream」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方などは、ぜひ参考にしてみてください。

「April Dream」の意味・由来とは?

4月1日は「April Dream」です。プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営などを手掛ける株式会社PR TIMESが制定しました。

「April Dream」のプロジェクトは、2020年(令和2年)4月1日から始動。ウソをつく「エイプリルフール」から、叶えたい夢を語る「April Dream」の日にする新たな発信文化を提唱しています。

この日をきっかけに、企業・団体・個人が夢を語れる場になることを目的としています。

記念日は、プロジェクトの始動と同年、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「April Dream」をきっかけに広報PR活動する効果

「April Dream」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「April Dream」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「April Dream」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「April Dream」を元に発信をする流れ

「April Dream」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「April Dream」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「April Dream」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「April Dream」を広報PRに活かした事例

「April Dream」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「April Dream」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「エイプリルドリームの日」に先駆けて活動内容を発表

株式会社PR TIMESは、2025年4月1日の「エイプリルドリームの日」に先駆けてプレスリリースを配信。ポストから投函して自身の夢を発信できる「Dreamハガキ」を、全国の郵便局で配布することを発表しました。

プレスリリースでは、同社が2025年の「エイプリルドリームの日」に発表した関連の活動についても訴求しています。今回提案した「Dreamハガキ」のデザインや、利用シーンを想起させる写真を複数掲載したビジュアルもGOODな好事例です。

参考:全国17万のポストから夢を発信できるDreamハガキ、47都道府県の郵便局で配布開始

事例2.システムの無償提供を「エイプリルドリームの日」に発表

株式会社アップスは、決済導入支援ツールを提供するライムホールディングス株式会社の決済導入支援ツール「Apps(アップス)」についてプレスリリースを配信しました。ツールを通じて、会費決済や寄付決済ページの作成システムを無償提供することを発表。

プレスリリースは2024年4月1日の「エイプリルドリームの日」に合わせて配信しており、企業としての思想と親和性を伝えているのがGOODです。記念日とともにプレスリリースを配信することで、メディア関係者を中心に多くの人へ認知を広めた好事例といえるでしょう。

参考:非営利団体にクレジットカード寄付決済システムを無料提供します

事例3.「エイプリルドリームの日」にイベント開催情報を公開

世界コスプレサミット実行委員会は、2024年4月1日の「エイプリルドリームの日」に合わせて、「世界コスプレサミット2024」の開催情報を発表しました。イベントの開催は8月ですが、企画内容やサミットの目的などを記念日に絡めて発信しています。

記念日と「夢」に訴求したプレスリリース内容はもちろん、会場の様子やこれまでのイベントの様子が伝わりやすいよう、動画を掲載したのがGOOD。開催の数ヵ月前に情報を発信することで、メディア関係者や、過去のイベントを知らなかった潜在層にもアプローチしています。

参考:日本から世界を繋ぐ!夢はコスプレでノーベル平和賞受賞。「世界コスプレサミット2024」開催決定!

事例4.2025年リリースの新サービスを「エイプリルドリームの日」に発表

電子決済代行サービスやWebサイト運営などを手掛ける株式会社グッドクロスは、新しいサービスの提供を開始し、プレスリリースを配信しました。「年賀状に変わる新しいサービス」と明記し、2025年のリリースに先駆けて、2024年4月1日の「エイプリルドリームの日」の情報を発表しています。

プレスリリースの内容はシンプルですが、サービス提供を前に、記念日と絡めながら自社の想いや新サービスのこだわりを発信したのがGOOD。自社ならではの独自性と新規性を多くの人に知ってもらう広報PR施策としても非常に参考になる好事例です。

参考:2025年の新年より年賀状に代わる新しい発想のメッセージサービスを開始します

事例5.「エイプリルドリームの日」に課題解決に向けた取り組みを提案

乳幼児向けおもちゃの企画開発・販売を手掛けるピープル株式会社は、2024年4月1日の「エイプリルドリームの日」に自社プロジェクトについてプレスリリースを配信。子どもたちがジェンダーを気にせずおもちゃを選べる「好奇心まるだし社会」の実現を目指し、社会的な課題や自社の取り組み事例などを紹介しました。

企業として重要視する課題や、その解決に向けた活動を積極的に発信することで、メディア関係者・生活者双方へのアプローチにつなげた好事例といえます。記念日に関する広報PR施策としてだけでなく、写真を交えた取り組み事例のまとめ方も参考になるのではないでしょうか。

参考:おもちゃのジェンダーバイアスをぶっ壊す!性差関係なくおもちゃを選んで遊べる「好奇心まるだし」社会を実現します。

「April Dream」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「April Dream」に関する意味や由来をご紹介しました。説明が難しく、伝える機会も少ないビジョン・ミッションに比べ、夢は聞いただけでワクワクさせる力があります。プロジェクトの参加とともに、企業の夢を語る場として広報PRの機会となるでしょう。

今回紹介した事例のように、「April Dream」に参加し、「夢を語る」ことに関連したプレスリリースを配信するのも一案です。

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参考:山手線を桜満開にする夢募集|みんなで車内を桜色に染めて4月1日、Dream Trainを走らせませんか

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