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ほじょ犬の日(5月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ほじょ犬の日(5月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月22日は「ほじょ犬の日」。今回は「ほじょ犬の日」の意味や由来を解説します。

また、「ほじょ犬の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に福祉関係者や補助犬に関連する取り組みをされている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ほじょ犬の日」の意味・由来とは?

5月22日は「ほじょ犬の日」です。神奈川県横浜市に本部を置く社会福祉法人日本介助犬協会が制定しました。日付は、2002年5月22日に身体障害者補助犬法が成立したことから。

法律のさらなる認知度向上を図ることを目的としています。日本介助犬協会では、ひとりでも多くの肢体不自由者が自立と社会参加を果たせるように、良質な介助犬の育成、高度な知識と技術を有する介助犬訓練者の養成などを実施しています。

ほじょ犬に関する情報はもちろん、同伴する身体障がい者にとっての有益な取り組みの発信などにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ほじょ犬の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ほじょ犬の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ほじょ犬の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ほじょ犬の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ほじょ犬の日」を元に発信をする流れ

「ほじょ犬の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ほじょ犬の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ほじょ犬の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ほじょ犬の日」を広報PRに活かした事例

「ほじょ犬の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ほじょ犬の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ほじょ犬の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.介助犬ペアの報告会「感謝の集い」が今年も開催

社会福祉法人 日本介助犬協会は、2025年5月17日に「感謝の集い2025~認定報告会~」を開催するとプレスリリースで発表しました。認定された介助犬ペアの報告会として毎年実施されている本イベントは、介助犬の活動や協会の取り組みを紹介する場にもなっています。

プレスリリースでは、メイン画像に介助犬の写真を使用し、開催概要を太字で明記するなど、情報の要点がひと目でわかるように工夫されています。介助犬の説明についても画像付きで展開されており、視覚的にも理解しやすい点がGOOD。「ほじょ犬の日」に直接関連した内容ではありませんが、記念日を制定した協会ならではの、介助犬に関する意義のある取り組みが紹介された好例です。

参考:日本介助犬協会が「感謝の集い2025~認定報告会~」を5/17(土)愛・地球博記念公園にて開催!

事例2.「ほじょ犬Welcomeを100%に」を目指す取り組みをスタート

特定非営利活動法人日本補助犬情報センターは、2025年April Dreamプロジェクトに共感し、「ほじょ犬Welcomeを100%にする」という夢をプレスリリースで発信しました。この取り組みは、身体障害者補助犬に対する社会的理解と普及を進めるとともに、障害者の社会参加・社会復帰を推進することを目的としています。

プレスリリースでは、サブタイトルに「身体障害者補助犬の理解促進を通じて、社会全体の意識変革を目指す取り組みを始めます」と明記。さらに、2002年5月22日に成立した身体障害者補助犬法についても画像を交えて紹介し、活動の背景が丁寧に説明されています。また、「ほじょ犬の日」の普及を目指し、「【2025年3月1日開催】チーバくんも応援!「ほじょ犬を知ろう!」イベント開催(千葉県浦安市)」「【大阪府広報担当副知事もずやん応援!】ほじょ犬ってなぁに?in大阪イベント開催」などのイベント開催も実施しています。

参考:めざせ!ほじょ犬Welcomeを100%に!

事例3.聴導犬候補犬の訓練をカインズ有数の大型店舗で実施

株式会社カインズは、公益財団法人 日本聴導犬推進協会に所属する聴導犬候補犬の訓練に協力したことを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、実際に行われた訓練の様子を複数の画像とともに紹介。単なるレポートにとどまらず、「人とペットが共生するコミュニティの実現」という同社のビジョンに基づいた取り組みであることを冒頭で明示しています。さらに、日本聴導犬推進協会の事務局長のコメントも掲載されており、今後の展望がより明確に伝わります。「ほじょ犬の日」に直接紐づく取り組みではありませんが、記念日との親和性も高く、参考になる好事例といえるでしょう。

参考:カインズ初 聴導犬候補犬の訓練に協力

「ほじょ犬の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月22日の「ほじょ犬の日」は、ほじょ犬が注目されやすい日です。特に、ほじょ犬に関する取り組みをされている企業・団体は、「ほじょ犬の日」を切り口として認知拡大のため、広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ関連する取り組みや活動と「ほじょ犬の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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