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赤ちゃんの日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日赤ちゃんの日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月10日は「赤ちゃんの日」。今回は「赤ちゃんの日」の意味や由来を解説します。

また、「赤ちゃんの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にベビー用品やマタニティ用品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「赤ちゃんの日」の意味・由来とは?

10月10日は「赤ちゃんの日」。ベビー用品・マタニティ用品メーカーとしてさまざまな商品を提供する、株式会社赤ちゃん本舗によって制定された日本の記念日です。

日付は、妊娠期間が「十月十日(とつきとおか)」といわれていることにちなんで、10月10日となりました。赤ちゃんの成長を祈り、「生まれてきてくれてありがとう」と感謝を伝えるのがおもな目的です。

毎年10月10日には、同社を筆頭に「赤ちゃんの日」にまつわるさまざまなイベント・キャンペーンが実施されています。ベビー用品やマタニティ用品の販売促進はもちろん、子育てに関する情報発信にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「赤ちゃんの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「赤ちゃんの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「赤ちゃんの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「赤ちゃんの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「赤ちゃんの日」を元に発信をする流れ

「赤ちゃんの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「赤ちゃんの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「赤ちゃんの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「赤ちゃんの日」を広報PRに活かした事例

「赤ちゃんの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「赤ちゃんの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.無添加タイプの炭酸入浴剤がリニューアル発売

アース製薬株式会社は、合成着色料・パラベン・アルコール不使用の無添加タイプの炭酸入浴剤『温泡(おんぽう) ボタニカルタイム12錠入』が8月20日にリニューアル発売することをプレスリリースで配信。新たに処方や香りを見直し、パッケージを一新しました。

プレスリリースでは、リニューアルした内容を丁寧に記載。「各錠剤の配合精油と特長」をひと目でわかるように表にまとめているのがGOODです。記念日に関するものではありませんが、シンプルで読みやすいプレスリリースの構成が参考になります。

参考:アース製薬が合成着色料・パラベン・アルコール不使用の無添加タイプの入浴剤『温泡(おんぽう) ボタニカルタイム』をリニューアル!

事例2.0歳から観劇可能なバレエの一般公開ゲネプロが決定

株式会社キョードーメディアスは、発行部数73万部という話題の絵本『えんとつ町のプペル』のバレエ公演についてプレスリリースを配信。初日前日の9月18日には、0歳から観劇可能な一般公開ゲネプロも行われます。

プレスリリースでは、本作の製作総指揮の関巴瑠花さんのコメントを紹介。コメントを通して、プペルバレエを0歳から観劇可能にした背景や目的も記載することで、製作サイドの熱い想いも伝わります。

「赤ちゃんの日」に関連した発信ではありませんが、0歳から楽しめるバレエ作品のストーリーを画像とテキストで紹介するなど、読み手に興味・関心を促プレスリリースの構成がGOODです。

参考:話題の絵本が再びバレエに!バレエ『えんとつ町のプペル 2024』0歳から観劇可能な一般公開ゲネプロ決定!!

事例3.「赤ちゃんの日」に赤ちゃんの好奇心を刺激するイベントを開催

乳幼児向け玩具メーカーのピープル株式会社は、赤ちゃんの好奇心を刺激するイベント「教えて!赤ちゃんフェスティバル」を10月10日の「赤ちゃんの日」を含む、2023年10月9日、11日の2日間二子玉川で開催することをプレスリリースで発表しました。

同社のママ社員で構成される「ピープル赤ちゃん研究所」が主催となり、さまざまな企業や大学が赤ちゃんの好奇心を引き出す「場所」と「アイテム」を用意します。

プレスリリースでは、イベント内容とともに赤ちゃんが玩具で遊んでいるイメージ写真を掲載。開催概要については、参加対象年齢や料金、募集人数などの情報を明記しています。記念日に絡めたイベント開催の情報発信により、自社の取り組みの認知を広めた参考事例といえます。

参考:赤ちゃんの好奇心をみんなではじけさせあう「教えて!赤ちゃんフェスティバル」10/9,10/10 二子玉川にて開催!

「赤ちゃんの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月10日の「赤ちゃんの日」は、ベビー用品やマタニティ用品を想起させるきっかけになる日です。小さな子どもを持つ親向けの商材を扱っている方や、ベビー関連用品のメーカーの方にとっては特に、「赤ちゃんの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「赤ちゃんの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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