
タイルの日
8月7日は「バナナの日」。今回は「バナナの日」の意味や由来を解説します。
また、「バナナの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、広報PRに活かしている企業の実例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、バナナの加工品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月7日は「バナナの日」です。バナナの輸入調査統計や知識普及といった活動を行う、日本バナナ輸入組合によって制定されました。
日付は「バ(8)ナナ(7)」と読む語呂合わせが由来。健康に良いとされるバナナを食べて、暑い夏を乗り切ってもらうことが記念日制定の目的です。
毎年8月7日やその前後には、同組合を筆頭に、全国各地で「バナナの日」にちなんだイベント・キャンペーンが実施されています。
日本人にとって馴染み深い食べ物のひとつでもあるため、バナナに関するプレスリリースを発表したり、加工食品の発売情報を紹介したり、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「バナナの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バナナの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バナナの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「バナナの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「バナナの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「バナナの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「バナナの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「バナナの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社ローソンストア100は、運営する「ローソンストア100」にて8月の新商品についてプレスリリースを配信。レモンジャムやマンゴー、バナナクリームなどフルーツを使った夏らしい商品から、お好み焼き風パンやプリンをサンドしたどら焼きなどのべーカリーやデザートを10種類以上販売します。
プレスリリースでは、商品ごとに写真と発売日、本体価格、商品のポイントを掲載。新商品の情報がわかりやすい構成がGOODです。また、ベーカリーとデザートのカテゴリーにわけて紹介しているのもポイントです。「バナナの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、バナナを使った新商品の情報発信の際に参考になる事例です。
参考:【ローソンストア100・8月の新商品情報】 人気のベーカリーやデザートから、新作が続々登場!
日本バナナ輸入組合は、5大栄養素の含有量から算出した『筋トレにあうフルーツランキング』をプレスリリースで配信。8月7日の「バナナの日」を前に、主要フルーツ12品目の中からバナナが1位を獲得したことを発表しました。
プレスリリースでは、ランキング結果とともに筋トレに必要な栄養素5項目を掲載しています。5大栄養素の説明やバナナがおすすめの理由を解説したのちに、バナナの習慣化を促す「バナナでフル活」「バナナ・果物消費動向調査」調査結果を展開。バナナの魅力を存分に伝えた構成がGOODです。
参考:筋トレに必要な5大栄養素の総合スコアから算出した『筋トレにあうフルーツランキング』バナナが1位に!
東京みやげブランド「東京ばな奈ワールド」を展開する株式会社グレープストーンは、8月7日の「東京ばな奈の日」を記念して、同社従業員が選ぶ「推し東京ばな奈」TOP10を発表しました。
プレスリリースでは、ランキングとともに10位までを項目ごとに写真とテキストでまとめています。投票者のコメントを用いて紹介することで、お土産選びの参考になる内容もGOODです。「バナナの日」ではなく、「東京ばな奈の日」のプレスリリースですが、記念日を活用した参考事例です。
参考:東京ばな奈の従業員557名が選ぶ“推し東京ばな奈”TOP10が決定!栄えある1位に輝いたのは…?
8月7日の「バナナの日」は、バナナに注目が集まり、果物やバナナを使った商品を想起させるきっかけになる日です。食品の製造に携わっている方や、バナナに特化した情報発信を担う企業の方にとっては特に、「バナナの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「バナナの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
【関連記事】