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銀行の日(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日銀行の日(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月1日は「銀行の日」。今回は「銀行の日」の意味や由来を解説します。

また、「銀行の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に銀行業界の方や金融・経済関係の調査やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「銀行の日」の意味・由来とは?

7月1日は「銀行の日」です。1893年(明治26年)のこの日、普通銀行に関する法規の基礎となる「銀行条例」が施行されたことを記念し、「銀行条例」が施行されて100周年に当たる1993年に日本金融通信社が制定しました。

「地域に、取引先に、株主に」より開かれ、より親しまれ、より信頼されるために、自らを見つめ直すことを目的としており、「地球にやさしく顧客に親切」をテーマとした活動やイベントが毎年行われています。

「銀行の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「銀行の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「銀行の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「銀行の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「銀行の日」を元に発信をする流れ

「銀行の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「銀行の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「銀行の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「銀行の日」を広報PRに活かした事例

「銀行の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「銀行の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。同業界の記念日である3月7日「みんなの銀行の日」の事例もGOODポイントとともに紹介します。

事例1.「インターネット銀行に関する調査」の結果を発表

園児とママの情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行する株式会社こどもりびんぐは、「インターネット銀行に関する調査」の結果を発表しました。

この調査は2022年2月〜3月に全国の女性530人を対象に実施されたもので、インターネット銀行の利用率や預金金利の満足度、推奨度などを調査。評価ポイントや重視ポイントも具体的に発信しており、これからインターネット銀行を利用したい人や検討している人に参考となる内容です。

「銀行の日」に合わせて発信された内容ではありませんが、「銀行の日」の目的に合った事例といえます。

参考:「インターネット銀行」の利用経験は45.8%、金利を重視/利用率第1位は「楽天銀行」総合満足度第1位は「住信SBIネット銀行」

事例2.三井住友銀行、新コンセプト店舗を開設

株式会社三井住友銀行は、個人のお客さまに向けた新しいコンセプトの店舗とし、「Olive LOUNGE 渋谷店」を開設したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、銀行の店舗を広く解放して他のテナントと共存したオープンなスペースであることなど、店舗の特徴を紹介しています。フロア構成を画像付きで説明しているのがわかりやすく参考になるポイント。記念日に関する事例ではありませんが、開設のみではなく特典を記載し、興味・関心を高めている点もGOODです。

参考:「Olive LOUNGE 渋谷店」開設のお知らせ

事例3.第一生命NEOBANKがポイント改定を発表

住信SBIネット銀行株式会社と第一生命保険株式会社は、「第一生命NEOBANKポイントプログラム」の改定をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、メインバンクとして使いやすい銀行サービスへの生まれ変わったこととし、「口座振替」や「給与・年金受取」などでのポイントアップを解説。一目で改定の内容がわかるキャッチ画像がGOODです。「銀行の日」に関する発信ではありませんが、対象のサービスや条件を表にするなど、読み手に伝わりやすい工夫が参考になります。

参考:第一生命NEOBANK、よりメインバンクとして使いやすく給与受取やデビットを含めたポイントプログラムを改定

「銀行の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「銀行の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「銀行の日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、銀行やお金に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、銀行だけに限らずお金に関するさまざまな視点からアプローチしてみるのもよいでしょう。

今一度「銀行の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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