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ベースの日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ベースの日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月11日は「ベースの日」。今回は「ベースの日」の意味や由来を解説します。

また、「ベースの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ベースの日」の意味・由来とは?

11月11日は「ベースの日」です。2013年のこの日に、J-WAVEの番組の企画として提案されたことをきっかけに、クラウドファンディングを通じて集まった226名による「ベースの日制定員会」の有志で記念日として申請。2014年に記念日協会に制定されました。

日付の由来は、一般的なベースの弦が4本であり、11月11日が4本の弦が並んでいるように見えることから。ベースのすばらしさを広めることを目的としています。

記念日の制定以降、毎年11月11日には、「ベースの日制定員会」の亀田誠治氏を筆頭にさまざまなイベント・キャンペーンが実施されています。ベースをメインとしたライブを開催したり、期間限定のイベントを企画したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ベースの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ベースの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ベースの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ベースの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ベースの日」を元に発信をする流れ

「ベースの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ベースの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ベースの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ベースの日」を広報PRに活かした事例

「ベースの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ベースの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.伝説のバンド“UGUISS”の40年ぶりの新曲をドーナツ盤で発売

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ レガシープラスは、伝説のバンド“UGUISS”が40年ぶりとなる新曲「きみは夜の月」のリリースしたことをプレスリリースで配信。デビュー40周年を記念して、オリジナルメンバー3名にヴォーカル、ベース&キーボードを追加し5人で“新生UGUISS”の活動継続を宣言しました。

プレスリリースでは、“UGUISS”や新曲の紹介だけでなく、オリジナルメンバーである佐橋佳幸さんのコメントを掲載。メンバーのコメントを掲載することで、新曲だけでなくバンドへの興味・関心も高めています。記念日にちなんだ事例ではありませんが、認知拡大効果を発揮した広報PR事例といえるでしょう。

参考:UGUISS 40年ぶりの新曲「きみは夜の月」アナログ盤が11/27発売!「せっかくの新メンバーによる新曲ということで、アナログ7インチ(ドーナツ盤ですね)によるリリースが決定しました!」(佐橋佳幸)

事例2.リリース日から「ベースの日」まで音楽イベントを展開

株式会社池部楽器店は、「IKEBE ベースの日低音共振祭」と題したイベントの開催をプレスリリースで発表しました。ツインベースバンド「CONTRASTZ」の初音源リリース日である2025年10月29日から、11月11日の「ベースの日」にかけて展開する音楽イベントです。

2つの記念日を掛け合わせたコンテンツ内容はもちろん、「ステージ最前列よりも近い距離」「スペシャルライブ」など、本イベントならではの独自性・希少性を伝えたプレスリリース内容がGOOD。イベント開始日に合わせて情報を発信することで、より多くの人へ効果的にアプローチしています。

参考:IKEBEベースの日 低音共振祭2025 presents『CONTRASTZ』リリース記念 JIRO&JunIzawa Special Exhibition開催

事例3.「ベースの日」をフラゲにアニメ・特撮ソングCDを発売

日本コロムビア株式会社は、リットーミュージックのベース・マガジン監修のもと、特徴的なベースラインを持つアニメ・特撮ソングを収録したCDの発売を決定。2025年11月11日の「ベースの日」にフラゲ日を設定し、配信のスタートもプレスリリースで発表しました。

CD2枚に収録された47曲すべてをピックアップし、曲名と歌手名、作品名を記載したプレスリリース内容がGOODです。親和性の高い「ベースの日」も明記することで注目度を高め、メディア関係者にも魅力を伝えられています。

参考:“ベース・マガジン”監修 ベースが響き渡るアニメ・特撮ソングをまとめた、2枚組全47曲の超低音特化コンピレーションアルバムが登場!

「ベースの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月11日の「ベースの日」は、楽器のなかでもベースに注目が集まりやすい日です。音楽業界の方はもちろん、ベースをメインとしたイベント・キャンペーンの企画を検討している方にとっては特に、「ベースの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ベースの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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