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バウムクーヘンの日(3月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日バウムクーヘンの日(3月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月4日は「バウムクーヘンの日」。今回は「バウムクーヘンの日」の意味や由来を解説します。

また、「バウムクーヘンの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスイーツの製造・販売に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「バウムクーヘンの日」の意味・由来とは?

3月4日は「バウムクーヘンの日」です。2010年に株式会社ユーハイムによって制定されました。日付は、1919年(大正8年)3月4日に初めて日本でバウムクーヘンが販売されたことにちなんでいます。

広島県物産陳列館(のちの原爆ドーム)で行われたドイツ俘虜展示即売会で、ドイツ人のカール・ユーハイム氏がドイツの伝統菓子であるバウムクーヘンを出品。その後、同氏が創業した株式会社ユーハイムは、現在に至るまでユーハイム氏の製法をもとにバウムクーヘンやそのほか多数のスイーツを手がけています。

「バウムクーヘンの日」は一般社団法人・日本記念日協会に登録・認定されています。

「バウムクーヘンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「バウムクーヘンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バウムクーヘンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バウムクーヘンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「バウムクーヘンの日」を元に発信をする流れ

「バウムクーヘンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「バウムクーヘンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「バウムクーヘンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「バウムクーヘンの日」を広報PRに活かした事例

「バウムクーヘンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「バウムクーヘンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「バウムクーヘンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.約300種類のバウムクーヘンが集結する「バウムクーヘン博覧会」を開催

株式会社ユーハイムが務めるバウムクーヘン博覧会実行委員は、2024年2月28日から3月5日までの7日間、神戸阪急にて「バウムクーヘン博覧会」を開催することをプレスリリースで配信。全国47都道府県のご当地バウムクーヘンが集う、日本最大のバウムクーヘンの祭典は、今年で9年目を迎えます。

プレスリリースには、約300種類のバウムクーヘンが勢揃いすることや、過去最大26ブランドがブース出店することなど、具体数がわかるように記載しているのがGOOD。数がわかることでイベントの規模感や注目度が伝わります。

記事内では直接「バウムクーヘンの日」に触れていませんが、記念日を含むイベント期間にし、直前では神戸100周年のユーハイム×FM802のスペシャル企画 幸せの輪を届ける11時間を実施。この企画内で会場に中継をつなげ、記念日を盛り上げます。広報PR事例として参考になる施策ではないでしょうか。

参考:日本最大級バウムクーヘンの祭典! バウムクーヘン博覧会2024春 in神戸阪急2024年2月28日(水)~3月5日(火)

事例2.あまおう苺を使った季節限定バウムクーヘンを販売

創業1935年の洋菓子メーカーである若尾製菓株式会社は、直営店舗「たんど~る本店」から季節限定バウムクーヘン「たんど~るの苺バウム」をオンラインストアで販売することをプレスリリースで発表。あまおう苺ピューレを使った苺バウムクーヘンです。

プレスリリースのアイキャッチには、「苺バウム」をカットしたイメージ画像を掲載。素材がわかるように苺とミルクを背景に置き、文字を載せビジュアルで訴求しているのがGOODです。『今が食べごろ「苺バウム」』とつけた訴求力のある見出しから季節限定商品の魅力を記し、商品だけでなくパッケージについても丁寧に紹介。「バウムクーヘンの日」にちなんだ商品の広報PRではありませんが、季節性と限定性を盛り込んだプレスリリースのタイトルや見出しのつけ方が参考になる事例です。

参考:新登場【季節限定】苺スイーツ!たんど~るより、苺の香りと味が自慢の絶品バウムクーヘン「たんど~るの苺バウム」販売開始いたします。

事例3.AI搭載のバウムクーヘン専用オーブンをホテルに導入

株式会社ユーハイムの子会社であり、ベンチャー企業のフードテックマイスター株式会は、職人の技術を機械学習するバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」が四国に初登場したことをプレスリリースで配信。徳島駅前の阿波観光ホテルに導入されました。

AIを搭載したバウムクーヘン専用オーブン「THEO」が、昨年9月にリニューアルオープンした阿波観光ホテルのエントランスでお客さまをお迎えします。

プレスリリースには、「THEO」が設置されたエントランスなど複数の写真を掲載。ほかにも、季節限定商品や徳島土産にぴったりの阿波藍色のパッケージを紹介するなど、イメージしやすい画像をピックアップしているのがGOODです。記念日に関する事例ではありませんが、導入を機に、バウムクーヘン専用オーブン「THEO」と阿波観光ホテルの取り組みが伝わるプレスリリースの構成が参考になります。

参考:バウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」が四国初登場!徳島駅前の阿波観光ホテルに導入

「バウムクーヘンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「バウムクーヘンの日」は、バウムクーヘンに注目が集まるきっかけとなる日です。

スイーツの製造・販売に携わる企業の方にとっては特に、「バウムクーヘンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「バウムクーヘンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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