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美容室の日(12月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日美容室の日(12月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月13日は「美容室の日」。今回は「美容室の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「美容室の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や、ヘアケア商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「美容室の日」の意味・由来とは?

12月13日は「美容室の日」です。2003(平成15)年、美容師の正宗卓氏によって制定されました。

日付は、12月が美容室の繁忙期であることと、13を接合させると「Beauty」の頭文字Bになることにちなんでいます。1年の最終月となる12月に、顧客へ感謝の意を表すことがおもな目的です。

加えて、社会貢献の一環として、盲導犬育成の募金活動も呼びかけています。2018年に実施された記者会見では、寄付金の累計が800万円に達したことを報告しました。

「美容室の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、美容室内で期間限定の企画を考案したり、発案者の理念にならって募金活動を呼びかけたり、多方面から広報PRに活かせるでしょう。

「美容室の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「美容室の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「美容室の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「美容室の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「美容室の日」を元に発信をする流れ

「美容室の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「美容室の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「美容室の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「美容室の日」を広報PRに活かした事例

「美容室の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「美容室の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「美容室の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.美容室の一角にシミュレーションゴルフを新設

Kyoto逡巡ノ夢は、メンズ特化型サロン「Kyoto 逡巡ノ夢(シュンジュンノユメ)」にて、シミュレーションゴルフ施設「Club house S.J.Y」を開設したことをプレスリリースで発表しました。「行き先のついでにゴルフがしたい」という利用者の声から実現した新サービスです。

12月3日から30日までの期間中にカットした人には、シミュレーションゴルフが無料で利用できるオープン記念キャンペーンも実施。開設背景や通常メニューの表記がわかりやすくしるされたプレスリリースの構成がGOODです。「美容室の日」に合わせた事例ではありませんが、「美容室×ゴルフ」というユニークなサービスを発信し、自社ならではの独自性・新規性を幅広い層に伝えています。

参考:美容室 × ゴルフ!? 京都・四条烏丸に、ゴルフができるメンズ美容室誕生 2024年12月3日(火)よりオープン

事例2.美容室の50周年記念式典の様子をプレスリリースでレポート

国内外に美容室を展開する有限会社サロンド・シローは、仙台の美容室「シローの店」の50周年記念式典を開催し、プレスリリースでレポートを公開しました。メディア関係者や大学関係者など総勢80人が参列した大規模イベントです。

プレスリリースでは式典の概要を紹介したうえで、多店舗展開の美容室が50年続くことは少ないこと、持続的経営の内容を対談したことなど、自社の実績やイベント内容にも触れています。「美容室の日」に関する広報PRではありませんが、実績を伴うイベントレポートをプレスリリースで配信し認知拡大効果に寄与した好事例です。

参考:仙台の美容室「シローの店」が50周年記念式典を盛大に開催

事例3.元エステルームをレンタルボックスとして展開する美容室の取り組み

美容室の経営や福祉理美容事業などを展開する株式会社楽笑は、兵庫県にある美容室「dot.hair gem」での新しい取り組みについてプレスリリースを配信。エステルームとして使用していた空間を活用し、作家14人による作品の委託販売をスタートしました。

ハンドメイド作品を販売できるレンタルボックスとして展開しており、プレスリリースでは実際の出品スペースを写真で紹介しています。「美容室の日」に関連した事例ではありませんが、美容室の不要なスペースを有効活用することで新規層へアプローチした有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:美容室内リンゴBoxで “委託販売”START 人と人をつなぐ

「美容室の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月13日の「美容室の日」は、美容室をはじめとするヘアケア関連の店舗・商品に注目が集まりやすい日です。

美容室を経営している方や、ヘアドライヤーやシャンプーといった製品を販売する企業の方にとっては特に、「美容室の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「美容室の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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