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立秋(8月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日立秋(8月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月7日は「立秋」。今回は「立秋」の意味や由来を解説します。

また、「立秋」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、広報PRに活かしている企業の実例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に暑中・残暑のシーズンならではの企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「立秋」の意味・由来とは?

8月7日は「立秋」です。日本の二十四節気のひとつで、旧暦では6月後半から7月前半にあたります。

暦によって日付は異なり、2024年・2025年は8月7日が「立秋」です。秋の風が吹き始める時期を意味する記念日ですが、実際には1年でもっとも暑いシーズン。

毎年「立秋」やその前後には、飲食業界をはじめさまざまな企業が広報PR活動を行っています。商材のカテゴリを問わず、残暑に関する商品を紹介したり、夏ならではのイベントを介したり、多用な企画に有用な記念日といえるでしょう。

「立秋」をきっかけに広報PR活動をする効果

「立秋」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「立秋」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「立秋」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「立秋」を元に発信をする流れ

「立秋」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「立秋」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「立秋」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「立秋」を広報PRに活かした事例

「立秋」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「立秋」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「立秋」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「立秋」にちなんだ期間限定の占いキャンペーンを開催

株式会社レンサは、公式占いサイト「アポロン山崎の占い」にて「夏祭りキャンペーン」と題したコンテンツを展開し、プレスリリースで発表しました。暦上で秋の始まりとなる2024年8月7日の「立秋」にちなんで、期間中に特製開運画像をプレゼントする企画です。

プレスリリースでは占いサイトについて簡単に紹介したうえで、占い芸人として活躍している監修者情報も掲載。キャンペーン期間中に「立秋」のキーワードも含めたプレスリリースを配信することで、サイトやサービスの利用経験がない潜在層への認知拡大効果に寄与しています。

参考:2024年下半期の運勢|アポロン山崎が占う、あなたの総合運。公式占いサイトにて、「立秋」の開運画像がもらえる『夏祭りキャンペーン』を実施中

事例2.二十四節気で筆ペンを学ぶ書籍が新発売

辰巳出版株式会社は、累計6万部を突破した人気シリーズから『二十四節気で季節を楽しむ 和のゆるふで』の発売を決定し、プレスリリースで紹介しました。「筆ペンの楽しさを知ってほしい」という想いで書籍化されたシリーズで、本書では二十四節気を交えながら筆ペンの使い方や活用術をまとめています。

「立秋」に特化したプレスリリースではありませんが、「立秋」「立冬」といった掲載内容の一部を画像とともにピックアップしたのがGOOD。発売日に合わせて配信したプレスリリースは、メディア関係者を中心に多くの注目を集めました。

参考:【累計6万部突破!】大人気シリーズ『ゆるふで』最新作 書籍『二十四節気で季節を楽しむ 和のゆるふで』が7月17日に発売

事例3.二十四節気シリーズのドーナツを「立秋」に発売

自然派ドーナツ専門店「フロレスタ」を運営する株式会社フロレスタは、二十四節気シリーズから「藍苺-ブルーベリー-」を発売。ヨーグルトを練り込み、ブルーベリージャムをサンドしたドーナツを2023年8月8日の「立秋」に合わせて提供しました。

二十四節気シリーズという独自性のある商品コンセプトに加え、小麦粉や国産大豆の無調整豆乳など、素材にこだわった自社ならではの魅力を訴求したプレスリリースがGOODです。「立秋」ならではの季節感を、ビジュアルや文章などから伝えた好事例といえるでしょう。

参考:【フロレスタ】旬を味わう二十四節気ドーナツ。立秋は “藍苺-ブルーベリー-” 8月8日より販売開始。

「立秋」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月7日の「立秋」は、暑さが残る8月のイベントや期間限定商品を想起させるきっかけになる日です。夏から秋にかけて企画を検討している方や、暑中・残暑シーズンの広報PRを行う企業の方にとっては特に、「立秋」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「立秋」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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