国際山の日
12月10日は「ベルトの日」。今回は「ベルトの日」の意味や由来を解説します。
また、「ベルトの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にベルト・金物メーカーや、レザーアイテムを取り扱っている方はぜひ参考にしてみてください。
「ベルトの日」の意味・由来とは?
12月10日は「ベルトの日」です。東京・大阪の紳士用ベルトメーカーや、金具メーカーなどで組織された「日本服装ベルト工業連合会」によって制定されました。
12月は、正倉院に収蔵されている日本最古のベルトに「紺玉(こんぎょく)」が付いており、これが12月の誕生石であることが由来。さらに、12月に流れるクリスマスソングの「ジングルベル」の「ベル」と、「ト(10)」の語呂合わせを組み合わせて12月10日となりました。
実用性とファッション性の高いベルトのよさを多くの人に知ってもらうことが、記念日制定の目的です。
ベルトに特化したメーカーはもちろん、クリスマスシーズンのプレゼント企画と掛け合わせたり、他社とのコラボレーション商品を発売したりといった広報PR施策に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ベルトの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「ベルトの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ベルトの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ベルトの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ベルトの日」を元に発信をする流れ
「ベルトの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ベルトの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ベルトの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ベルトの日」を広報PRに活かした事例
「ベルトの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ベルトの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ベルトの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.「ベルトの日」にちなんだキャンペーン広告を掲載
大阪服装ベルト工業協同組合は、日本服装ベルト工業連合会による広報PR活動についてプレスリリースを配信しました。2022年12月10日の「ベルトの日」にちなんで、12月5日から11日の期間中、キャンペーン広告を掲載するプロジェクトです。
ベルトにちなんで「ながーくおつきあい」と大々的に記載し、「ベルトの日」も明記した広告画像がユニークなポイント。プレスリリースでは、今回の広報PR活動についてだけでなく、記念日の由来にも詳しく言及したのがGOODです。
参考:【12⽉10⽇はベルトの⽇PRプロジェクト】JR大阪駅南口、OsakaMetro梅田駅の2箇所にて12月5日(月)~11日(日)広告掲載!!
事例2.人気スタイリストとレザーアイテムメーカーによるトリプルコラボ
「英国のストーリーあるライフスタイル」をコンセプトに「BRITISH MADE(ブリティッシュメイド)」を展開する渡辺産業株式会社は、ブランド10周年となる2023年にロングリボンベルトを発売することをプレスリリースで配信。スタイリストの四方章敬氏と、ブライドルレザーアイテムを手掛ける「GLENROYAL(グレンロイヤル)」のトリプルコラボレーションにより実現したアイテムです。
プレスリリースには、誰でも合わせやすいワンサイズ長めの設計であることや、経年変化が楽しめるレザー素材であることを紹介。アイキャッチ、着用シーン、カラーバリエーションがわかる画像を掲載することでイメージしやすくなっています。「ベルトの日」のプレスリリースではありませんが、自社製品やコラボアイテムの発売情報を発信する広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考:オールシーズン着用可能なロングリボンベルトがブリティッシュメイドに登場!|グレンロイヤル × スタイリスト 四方章敬さん
事例3.人気アニメをイメージしたリバーシブル仕様のベルトを発売
株式会社アルマビアンカが運営するオリジナルグッズ通販サイト「AMNIBUS(アムニバス)」は、ベルトの受注の開始をプレスリリースで発表しました。今回のイメージリバーシブル ベルトは、人気アニメ『「艦これ」いつかあの海で』をイメージしたものです。
プレスリリースでは、キャラクターの名前や髪留めデザインが型押しされたアニメ作品ならではの仕様になっていることを紹介。スーツスタイルにも合うリバーシブルベルトで、デザインがわかりやすいビジュアルに配慮した構成もGOOD。「ベルトの日」の事例ではないものの、多様なオリジナルグッズを取り扱う企業ならではの有用な広報PR施策といえるでしょう。
参考:アニメ『「艦これ」いつかあの海で』の時雨 イメージリバーシブル ベルトの受注を開始!!アニメ・漫画のオリジナルグッズを販売する「AMNIBUS」にて
「ベルトの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月10日の「ベルトの日」は、ファッション小物であるベルトに注目が集まりやすい日です。ベルトの製造に携わっている方だけでなく、パーツの製造やレザーメーカーといった企業の方にとっても、「ベルトの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ベルトの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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