三十路の日
12月5日は「バミューダトライアングルの日」。今回は「バミューダトライアングルの日」の意味や由来を解説します。
また、「バミューダトライアングルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、記念日に関連する広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
「バミューダトライアングルの日」の意味・由来とは?
12月5日は「バミューダトライアングルの日」です。1945(昭和20)年、大西洋のバミューダトライアングルと呼ばれる海域で、訓練飛行中のアメリカ海軍が突如消息を絶った出来事にちなんで記念日とされています。
バミューダトライアングルとは、フロリダ半島の南端とプエルトリコ、バミューダ諸島を結ぶ三角形の海域。このエリアでは、飛行機や船の行方不明事件が多発しており、宇宙人説やブラックホール説など、さまざまな伝説として世界的に知られています。
ネガティブな印象が強いため広報PRに活かすのは困難かもしれませんが、ミステリーや超常現象といったテーマに着目したり、X(旧 Twitter)やInstagramといったSNSで発信したりすると、多様な企業の広報PR活動につなげられるでしょう。
「バミューダトライアングルの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「バミューダトライアングルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バミューダトライアングルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バミューダトライアングルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「バミューダトライアングルの日」を元に発信をする流れ
「バミューダトライアングルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「バミューダトライアングルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「バミューダトライアングルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「バミューダトライアングルの日」を広報PRに活かした事例
「バミューダトライアングルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「バミューダトライアングルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「バミューダトライアングルの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.サメに特化した番組・作品の放送をプレスリリースで発表
動物・自然チャンネル「アニマルプラネット」と映画専門チャンネル「ムービープラス」を運営するディスカバリー・ジャパン株式会社は、「シャークWEEK!サメフェス2024」と題した放送企画についてプレスリリースを配信しました。各チャンネルにて、「サメ」にフォーカスした番組・作品を放送する毎年恒例の特別編成です。
「バミューダトライアングルの日」の事例ではありませんが、「宙を舞うホホジロザメ」「バミューダトライアングルの謎のモンスター」など、チャンネルならではのキーワードでインパクトを与えてるのが特徴。項目に分けて放送内容を伝えるだけでなく、動画を掲載して独自性を訴求したのがGOODな好事例です。
参考:アニマルプラネット×ムービープラス合同企画 サメのふしぎと知られざる生態に迫る【シャークWEEK!サメフェス2024】8月5日(月)より3週連続放送開始!
事例2.航空宇宙組織の共同チームがプロジェクトをスタート
Serviceplan Group SE & Co. KGは、航空宇宙組織で構成された共同チーム「Space Trash Signsプロジェクトチーム」に関するプレスリリースを発表しました。宇宙ゴミが人々に与える影響を学ぶことを目的としたプロジェクトをスタート。
プレスリリースでは「壊れたコンパス」が位置するバミューダトライアングルや、「失われた収穫」の地域であるアマゾン熱帯雨林など、これまで取り組んできた調査・データについて紹介しています。記念日に関するプレスリリースではありませんが、専門性の高い内容を噛み砕いて解説し、メディア関係者を中心に多くの人が理解しやすいようまとめられた構成が参考になる事例です。
参考:80億人の生活に影響を及ぼす可能性のある宇宙ゴミ問題に着目「Space Trash Signs」始動
事例3.超常怪奇現象を児童向けにビジュアル化した新刊本を発売
株式会社ワン・パブリッシングは、新発売の書籍『ムー認定! 最恐!! 超常怪奇現象ビジュアル大事典』についてプレスリリースを配信。同社が発刊する月刊誌『ムー』のメインライターが監修し、超常怪奇現象を児童向けに紹介したビジュアル書です。
こちらも「バミューダトライアングルの日」に特化した事例ではないものの、ポルターガイストや人狼、バミューダトライアングルなど、さまざまな超常怪奇現象について収録していることを訴求しています。収録内容がイメージできるようページ写真を豊富に掲載し、同カテゴリに馴染みがない層へもアプローチした有用な広報PR施策といえるでしょう。
参考:【2月29日発売】ムー・ミステリー・ファイル・シリーズ第4弾! キミのそばで起こるかもしれない、科学では解明できない超常怪奇現象をビジュアル化したガイドブック!!
「バミューダトライアングルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月5日の「バミューダトライアングルの日」は、由来となった行方不明事件に注目が集まり、オカルト現象や超常現象事件を想起させるきっかけになる日です。
バミューダトライアングルにまつわる商材を扱っている方や、オカルト現象を書籍などで紹介している方にとっては特に、「バミューダトライアングルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「バミューダトライアングルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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