
しらすの日
8月19日は「バイクの日」。今回は「バイクの日」の意味や由来を解説します。
また、「バイクの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報活動に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にバイクにまつわる事業を展開している方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月19日は「バイクの日」。1989年、当時の政府総務庁(現:内閣府)が、バイクによる交通事故増加を防ぐために制定しました。日付は「バ(8)イ(1)ク(9)」の語呂合わせです。
現在では、全国の各自治体や地元警察が、安全運転講習会などの教育を積極的に行っています。また、一般社団法人・日本二輪車普及安全協会では、毎年7〜9月を「バイク月間」に制定。おもに若者世代に向けた啓発活動として、安全性のみならず、バイクに乗る楽しさや魅力を発信しています。
バイクを製造・販売している企業のほか、バイクに関連するコンテンツを扱っている業界であれば、有益な広報PRに活かせるでしょう。
「バイクの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バイクの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バイクの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「バイクの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「バイクの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「バイクの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「バイクの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「バイクの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社NEXERは、バイクリサイクルジャパンと共同で「バイク初心者におすすめしたい250ccバイク」のランキング結果をプレスリリースで配信。バイク好き250人にアンケート調査を実施しました。
プレスリリースでは、1位から7位までの調査結果をランキング形式で紹介。順位ごとにアンケート回答者のコメントをリスト表示にしてわかりやすく掲載しているのがGOODです。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、装飾でメリハリをつけた構成が参考になります。バイクに興味を持つきっかけにもつながる好事例ではないでしょうか。
参考:【バイク好き250人に聞いた】バイク初心者におすすめしたい250cc以下のバイクランキング!
次世代EVブランド開発カンパニーとして世の中がワクワクする商品を提供する株式会社ブレイズは、電動バイクの新製品発表会を実施したことをプレスリリースで配信しました。
発表会に登壇した愛知県知事大村秀章氏のスピーチの内容を、写真とともにレポートを展開。読み手にとって重要な商品名や価格、重要なところを太字設定した読みやすいプレスリリースです。「バイクの日」に関する発信ではありませんが、バイクの新製品発表会をフックに商品や取り組みを広く伝えた参考事例です。
参考:(株)ブレイズ 新商品 『スマートEV 特定原付モデル』 発表会を実施いたしました。
交通安全を目的に制定された「バイクの日」ですが、8月19日を中心にバイクの魅力を発信したり、関連商品・サービスを紹介したりといった広報PRに活用できます。バイクを取り扱っている企業であれば、8月19日前後を「バイク週間」や「バイク月間」とし、販売促進につなげてもよいでしょう。
また、バイクが登場するアニメやゲームの広報PRとして、「バイクの日」を有効活用するのもおすすめです。
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