
国際家族デー
5月8日は「ゴーヤーの日」。今回は「ゴーヤーの日」の意味や由来を解説します。
また、「ゴーヤーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、ゴーヤーに関する製品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月8日は「ゴーヤーの日」です。1997(平成9)年、ゴーヤーの国内栽培発祥の地として知られる沖縄県が、記念日として提唱しました。
日付は「ゴー(5)ヤー(8)」と読む語呂合わせが由来。加えて、5月はゴーヤーの出荷量が増加するシーズンであることにもちなんでいます。
ゴーヤーや沖縄で「苦ウリ」、九州で「レイシ」などとも呼ばれているウリ科植物の一種で、炒め物や揚げ物といった料理でも定番です。沖縄料理の印象が強い食材ですが、ゴーヤーを用いたレシピをWebサイト・書籍で紹介したり、旬の野菜として販売促進につなげたりといった広報PR活動に活かせるでしょう。
「ゴーヤーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ゴーヤーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ゴーヤーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ゴーヤーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ゴーヤーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ゴーヤーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ゴーヤーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ゴーヤーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ゴーヤーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
南伊豆町にあるリゾートホテル「休暇村南伊豆」は、創立55周年を記念した企画として「グランビュッフェ沖縄グルメフェア」を2024年4月1日より開催することをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースのアイキャッチには、提供する沖縄グルメのイメージ画像を掲載。グルメフェアではラフテーやゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理をはじめ、グランビュッフェを展開することを紹介しています。シズル感のある料理の画像がGOODです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、豊富な画像を載せてフェアの見どころを伝えたプレスリリースの構成が参考になります。
参考:休暇村南伊豆、創立55周年企画「グランビュッフェ沖縄グルメフェア」を4月1日より開催 ~伊豆と沖縄美食の競演をお楽しみください~
京都府福知山市は、「私たちの生活とごみ」をテーマに環境問題について学ぶ動画を制作・公開したことをプレスリリースで配信。ゴーヤの蔦を活用した「みどりのカーテン」をモチーフにした、福知山市緑の親善大使「ゴーヤ先生」がナレーションを担当しました。
福知山市環境パークへの来館者にごみ問題について理解を深めてもらうことを目的とした動画です。「ゴーヤーの日」に合わせた広報PRではありませんが、動画の内容を第1~3章でポイントをまとめているプレスリリースがGOOD。初公開した際の体験時の様子を画像とともに紹介するなど、読みやすさに配慮した構成が参考になります。
参考:福知山市緑の親善大使「ゴーヤ先生」が解説!最も身近な環境問題 「私たちの生活とごみ」について考える楽しく環境問題を学ぶ、特別授業動画公開!
5月8日の「ゴーヤーの日」は、沖縄県の定番食材のひとつであるゴーヤーに注目が集まりやすい日です。沖縄県の食文化を発信する企業の方や、ゴーヤーを使ったレシピの開発・提供に携わっている方にとっては、「ゴーヤーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ゴーヤーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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