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献血の日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日献血の日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月21日は「献血の日」。今回は「献血の日」の意味や由来を解説します。

また、「献血の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に献血活動に携わっている方や、アニメ作品などの広報活動を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「献血の日」の意味・由来とは?

8月21日は「献血の日」です。1964(昭和39)年8月21日、日本政府が輸血用血液製剤を献血により確保する体制を閣議決定したことから、毎年8月21日が「献血の日」といわれるようになりました。

当時は献血由来の輸血用血液が少なかった日本ですが、閣議決定や積極的な啓発運動により、国内自給率100%を達成。現在でも日本赤十字社を筆頭に、さまざまな企業が献血活動に取り組んでいます。

たとえば「献血の日」にちなんで、アニメや映画といった作品と日本赤十字社のコラボ企画を考案することも可能です。商品やサービスのカテゴリを問わず、あらゆる観点から広報活動に活かせるでしょう。

「献血の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「献血の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「献血の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「献血の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「献血の日」を元に発信をする流れ

「献血の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「献血の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「献血の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「献血の日」を広報PRに活かした事例

「献血の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「献血の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、献血に関するプレスリリースは、今後「献血の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.30代までの若者世代に向けた献血プロジェクト

岐阜県は、県内全体で推進する「未来へつなぐ献血プロジェクトぎふ」についてプレスリリースを配信しました。10〜30代の若者世代が献血への理解・参加意欲が深まるよう、啓発活動の一環として展開するプロジェクトのキャンペーン情報です。

今回のキャンペーンでは、プロジェクトサポーターとして岐阜県出身のタレント堀未央奈氏を起用。献血PR動画を放映したり同氏のビジュアル展示を実施したり、若者世代に向けた内容となっています。プレスリリースでは、メインビジュアルとなるイメージ画像のほか、PR動画を掲載しているのがGOODです。「献血の日」は記載していませんが、夏のイベントのひとつとして参考にできるでしょう。

参考:岐阜県が若年層の献血者数増加に向けて、堀未央奈さんを起用したキャンペーンを展開!

事例2.Jリーグ開催とともに献血バスを運行

株式会社アルビレックス新潟は、「シャレン!で献血」と題した献血の啓もう活動を実施しました。Jリーグタイトルパートナーである明治安田生命保険相互会社が、Jリーグ全クラブを含む関連機関とともに、横浜F・マリノス戦にて献血バスを運行する取り組みです。

プレスリリースは、「つなげよう献血の絆」という文言とともに、実施日や対象の試合がわかりやすいタイトルにまとめられているのがGOODポイント。過去に実施した献血会場の様子や、プロジェクトのロゴなどを掲載し、サポーターを中心とする多くの人へ認知を広めた有用な広報PR事例です。

参考:【つなげよう献血の絆】5月14日(日)横浜F・マリノス戦で「シャレン!で献血」実施

事例3.大阪で開催される献血会に雑貨店運営企業が参画

全国各地に390円ショップ「サンキューマート」を展開するエルソニック株式会社は、献血会「江坂献血WEEK」への参画を発表しました。「すぐ実行できる身近なSDGs」をテーマに実施される献血会で、同社はリック株式会社協力のもと会場を設置。

プレスリリースでは、予約特典としてプレゼントされる商品にも訴求しています。主に10〜20代の若い世代をメインターゲットに事業展開する企業が参画し、積極的に発信。記念日に関する事例ではありませんが、献血の機会が少ない人への興味関心を高め広報PRの参考といえるでしょう。

参考:「すぐ実行できる身近なSDGs」第3回江坂献血WEEKを開催!

「献血の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月21日の「献血の日」は、献血に直接関わる企業だけでなく、商品やサービスの購入・利用促進を目的とした広報活動にも活用できます。8月21日に限定するのが困難な場合は、6月14日の「世界献血者デー」を含めて検討してもよいでしょう。

また、「献血の日」にちなんで献血活動に関するアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。

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