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簿記の日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日簿記の日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月10日は「簿記の日」。今回は「簿記の日」の意味や由来を解説します。

また、「簿記の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に簿記や関連の試験対策コンテンツを取り扱う企業・団体の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「簿記の日」の意味・由来とは?

2月10日は「簿記の日」です。簿記・経理・税務関連の検定試験を実施する公益社団法人 全国経理教育協会によって制定されました。

日付は、1873年(明治6年)2月10日に、簿記の原点である福沢諭吉の訳本『帳合之法』が発行された出来事にちなんでいます。簿記の重要性を、より多くの人に認識してもらうことが記念日制定の目的です。

生活やビジネスに役立つ資格のひとつであることから、教材や講座を展開する企業・団体も多く見られます。「簿記の日」に合わせて講座情報を発表したり、簿記の重要性や利便性を発信したりといった広報PRに役立てやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「簿記の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「簿記の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「簿記の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「簿記の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「簿記の日」を元に発信をする流れ

「簿記の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「簿記の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「簿記の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「簿記の日」を広報PRに活かした事例

「簿記の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「簿記の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「簿記の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.夏休みの短期集中簿記講座をプレスリリースで提案

資格取得に向けた教育サービスを展開するTAC株式会社は、オンラインライブ講座についてプレスリリースを配信。自宅からリアルタイムで参加できる講座を導入し、3週間の短期間で日商簿記3級合格を目指す特別コースを提供することを発表しました。

「簿記の日」にちなんだ事例ではありませんが、夏休みを過ごす生活者が多い季節性に着目したのが特徴的です。プレスリリースには講座概要のほか、担当講師のプロフィール写真とコメントも掲載し信頼性を高めています。

参考: 自宅がTACの教室に!夏の3週間で簿記3級をマスター!

事例2.簿記の全国大会開催に向けて募集情報を配信

公益社団法人・全国経理教育協会は、2025年9月7日に開催する「全国簿記競技大会」についてプレスリリースを配信しました。大会の開催に先駆けて、申込期間や会場、エントリー部門といった情報をまとめています。

大会内容に絞った比較的シンプルなプレスリリースですが、団体の取り組みにも触れながら読み手が必要とする情報を記載した構成がGOOD。記念日に関する広報PR施策ではないものの、イベントや講座の募集状況を知らせるプレスリリースとしても参考になる好事例です。

参考:簿記チャンピオンをめざす! 入賞者には文部科学大臣賞と豪華副賞も 【全国簿記競技大会2025年 9月7日開催】

事例3.簿記の基本が学べる無料セミナー開催を発表

派遣事業やプロデュース事業などを展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社は、「クリエイターのための簿記入門 第2回:帳簿の基本と記録の仕方」と題した無料セミナーの開催をプレスリリースで発表しました。金銭管理が苦手なクリエイターを対象に、資金繰りについて解説するプログラムです。

こちらも「簿記の日」の事例ではありませんが、無料であることやセミナーの対象者など、読み手を惹きつけるキーワードを盛り込んだタイトルが参考になります。登壇者や日時といった情報がひと目でわかるビジュアルコンテンツもGOODです。

【資金繰りに困っている方へ】ザクっとお金の管理を学ぶ!6/24(火)無料セミナー「クリエイターのための簿記入門 第2回:帳簿の基本と記録の仕方」

「簿記の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月10日の「簿記の日」は、会計関連の中でも日商簿記や全経簿記に注目が集まりやすい日です。特に、資格試験の教育コンテンツやセミナー・講座を提供する業界の方にとっては、「簿記の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「簿記の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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