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ブラジャーの日(2月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ブラジャーの日(2月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月12日は「ブラジャーの日」。今回は「ブラジャーの日」の意味や由来を解説します。

また、「ブラジャーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連する企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界や下着メーカーの方、ランジェリー商材に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ブラジャーの日」の意味・由来とは?

2月12日は「ブラジャーの日(ブラの日)」です。女性下着などを中心とした衣料品メーカーの株式会社ワコールによって制定されました。※ワコールでは「ブラの日」と表記しています

1914年(大正3年)のこの日に、アメリカのメアリー・フェルブス・ジェイコブが、ブラジャーの原型となる「BRASSIERE(ブラジャー)」を考案し特許申請したことに由来しています。

ワコールでは「ブラジャー検定」「ブラリサイクルキャンペーン」などの広報PR活動を行っています。バストについてあらためて考えるきっかけとなり、ブラジャーの買い替えなどの広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

なお記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ブラジャーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ブラジャー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ブラジャーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ブラジャーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ブラジャーの日」を元に発信をする流れ

「ブラジャーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ブラジャーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ブラジャーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ブラジャーの日」を広報PRに活かした事例

「ブラジャーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ブラジャーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ブラジャーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ブラ回収サービスの2023年度実績をプレスリリースで発表

補整下着ブランド「BRADELIS New York」を展開するゴールドフラッグ株式会社は、環境保全の取り組みとして国内全店舗で実施中の「ブラ回収サービス」の回収実績が約2tに達したことをプレスリリースで発表。回収したブラジャーは、「服から服をつくる」をコンセプトに掲げる株式会社JEPLANのリサイクルシステム「BRING」を通じて新しい資源に生まれ変わります。

プレスリリースのアイキャッチには、インパクトのあるイラストを設定。自社の取り組みがひと目でわかる画像とともに、取り組みの背景についても丁寧に解説されています。特設ページのURLを設置しているほか、ブラアイテム1本回収ごとに、同店で使えるポイントを付与するなどの特典についてもイラストで解説。記念日に関連する事例ではありませんが、プレスリリースでキャンペーン情報を呼びかけることで認知を広めた好事例といえるでしょう。

参考:補整下着ブランド「BRADELIS New York」のブラ回収サービス2023年度の回収実績が2tを突破!

事例2.下着専門家のアドバイスが受けられるポップアップショップを開催

「適正下着」の開発から販売までを行う株式会社HEAVEN Japanは、2025年1月14日から1月27日までの期間中、有楽町マルイにて適正下着のフィッティング体験ができるポップアップショップを開催。詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースは、「『下着でこんなに変わるんだ』が東京でも体験できる!」と読み手の関心を引くタイトルや、「防災下着コーナーの設置」といった社会的関心が高いフレーズを盛り込んでいるのがGOOD。画像もふんだんに使用し、製品やイベントの雰囲気が視覚的にも伝わってきます。こちらも記念日に関連する発信ではありませんが、「ブラジャーの日」に関する広報PRを考える方の参考となる事例ではないでしょうか。

参考:「下着でこんなに変わるんだ」が東京でも体験できる!自分にぴったりの下着を見て・試して・購入できる、HEAVEN Japanポップアップショップを有楽町マルイにて1/14~1/27まで開催。

事例3.下着・バストケアに関する調査リリースを配信

株式会社シーオーメディカルは、同社が展開する機能性レディースインナーブランド「Angellir(アンジェリール)」において、全国の15~49歳の女性1028人を対象にした「下着・バストケアに関する実態調査」を実施。調査結果をプレスリリースで配信しました。

アンケートでは、「1週間のうちに使用する下着の種類」や「日中に使用している下着に」ついて質問。プレスリリースの冒頭に調査サマリを設置したり、グラフなどを用いたりして、結果がひと目でわかるようになっています。記念日に関連する事例ではありませんが、調査結果を踏まえて読み手に適切なバストケアの重要性を提案するなど、自社製品を関連付けた広報PR施策として参考になります。

参考:10代~40代女性1028人の下着について調査!日中のブラ・ナイトブラの機能理解不足、約半数がバストケアをしていない?

「ブラジャーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月12日の「ブラジャーの日」は、ブラジャーのサイズの見直しや買い替えを促すきっかけになる日です。

インナーウエアを展開する企業の方にとっては特に、「ブラジャーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ブラジャーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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