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カナデルチカラの日(7月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日カナデルチカラの日(7月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月18日は「カナデルチカラの日」。今回は「カナデルチカラの日」の意味や由来を解説します。

また、「カナデルチカラの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方や、楽器を中心に取り扱っている方はぜひ参考にしてみてください。

「カナデルチカラの日」の意味・由来とは?

7月18日は「カナデルチカラの日」です。音楽スタジオや楽器販売など、音楽関連事業を幅広く手掛ける株式会社池部楽器店によって制定されました。

日付は、同社の創立記念日が1975年7月18日であることにちなんでいます。2020年の新型コロナウイルス感染拡大で自粛ムードが高まるなか、音楽の力を発揮しようと立ち上げた「カナデルチカラプロジェクト」の一環として制定された記念日です。

プロジェクトが始動した2020年には、アーティストのメッセージムービーを公開したり、インタビュー動画を発信したりといった活動が行われてきました。

毎年7月18日やその前後には、同社を中心に「カナデルチカラの日」にちなんだ企画を実施しています。音楽の魅力を発信する広報PR活動や、関連商品のキャンペーン企画などにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「カナデルチカラの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「カナデルチカラの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「カナデルチカラの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「カナデルチカラの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「カナデルチカラの日」を元に発信をする流れ

「カナデルチカラの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「カナデルチカラの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「カナデルチカラの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「カナデルチカラの日」を広報PRに活かした事例

「カナデルチカラの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「カナデルチカラの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「カナデルチカラの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「カナデルチカラプロジェクト」の支援活動を開催

株式会社池部楽器店は、「カナデルチカラプロジェクト」に関するプレスリリースを配信しました。同社が2020年5月から実施している取り組みです。

今回のプレスリリースでは、1万円以上の購入金額で「良音祈願お守り」を6,000人に贈呈し、1人につき100円を支援団体に寄付する慈善活動を紹介。プロジェクトの概要を表を使ってわかりやすくまとめているのがGOODです。

7月18日の「カナデルチカラの日」に合わせた事例ではありませんが、プロジェクトの一環として記念日を制定した企業ならではの独自性がある広報PR施策といえるでしょう。

参考:【4月20日スタート】6000人のお客様が能登半島地震被災の子供達を応援「カナデルチカラ2024 楽器を買ってみんなで奏でよう!」開催

事例2.自社運営のサービスで次世代アーティスト10組を選出

スポティファイジャパン株式会社は、オーディオストリーミングサービス「Spotify」におけるニュースリリースを公開しました。「RADAR:Early Noise 2023」と題し、2023年に躍進が期待されるアーティスト10組を発表するコンテンツです。

ニュースリリースでは、今回選出されたアーティストに加え、今回で7回目となるプロジェクトについて紹介。後半では、各アーティストの概要や実績などを詳しくピックアップし、潜在顧客への認知拡大とともに、自社サービスの利用者数増大にも貢献した広報PR事例です。

参考:Spotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト 「RADAR:Early Noise 2023」を発表

事例3.ライブに踏み出せないアーティストを集めたクラウドファンディング企画

株式会社Every Buddyは、音楽活動を支援するイベントの開催情報を発表しました。ライブ出演にまで踏み出せないプレイヤーを集め、大阪鶴見緑地のスタジオにて開催するライブイベントです。

当日の生配信観覧チケットや、会場応援観覧チケットは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で販売。クラウドファンディングのリターンには複数の価格帯を設定し、チケットのほかにオフィシャルグッズなどを用意しているのもGOODポイントです。

自社の取り組みを知ってもらうのはもちろん、アーティストの認知拡大効果も期待できる事例といえます。

参考:【音楽活動支援】初めての/再び/夢を叶えるライブ開催に向け1月12日よりクラウドファンディングを開始 = 出演者も募集!!

「カナデルチカラの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月18日の「カナデルチカラの日」は、アーティストの音楽活動や関連イベントに注目が集まりやすい日です。音楽を中心としたプロジェクトを検討している方や、楽器・楽曲の製造販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「カナデルチカラの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「カナデルチカラの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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