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飴の日(9月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日飴の日(9月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月6日は「飴の日」。今回は「飴の日」の意味や由来を解説します。

また、「飴の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、飴の製造・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「飴の日」の意味・由来とは?

9月6日は「飴の日」です。長野県松本市の老舗「飴屋三店」を運営する山屋御飴所・有限会社新橋屋飴店・有限会社飯田屋製菓が結成した、「松本飴プロジェクト」によって制定されました。

日付は、『日本書紀』の神武天皇記の一説で「9月6日に飴を作った」という記述が残っているとされることから。老若男女問わず親しまれてきた飴の文化について発信し、その歴史を後世に伝えていくのが記念日制定の目的です。

子ども向けの飴はもちろん、のど飴やイベント向けの個性的な飴など、非常に多くの商品が販売されています。自社の新商品としてプレスリリースを発表したり、期間限定のイベント・商品情報を「飴の日」に絡めたり、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「飴の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「飴の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「飴の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「飴の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「飴の日」を元に発信をする流れ

「飴の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「飴の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「飴の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「飴の日」を広報PRに活かした事例

「飴の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「飴の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「飴の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.話題のりんご飴専門店を九州初のグランドオープン

株式会社MARUは、「代官山Candy apple(キャンディーアップル)」のプレスリリースを発表しました。SNSで話題を博している行列のできるりんご飴専門店を、福岡県の天神にグランドオープン。

常設店としては九州初の取り組みで、天神駅から徒歩圏内のエリアもPRポイントのひとつです。プレスリリースとして新店舗情報を積極的に発信することで、福岡県民の若い世代を中心に、効果的な認知拡大につなげています。

参考:【九州初の常設店】東京で行列のりんご飴専門店「代官⼭Candy apple」が、2022年12月3日(土)福岡・天神にグランドオープン!

事例2.架空の喫茶店のメニューを再現したレシピ本第2弾を発売

株式会社主婦の友社は、『満月珈琲店のレシピ帖 12星座とめぐる星カフェメニュ-』の刊行情報を公開しました。架空の喫茶店「満月珈琲店」のメニューを再現したレシピ本の、第2弾となる新商品です。

春の「おひつじ座のシナモンロール」「おうし座のコーヒーゼリー」、秋の「紅葉のパンプキンタルト」や「いて座のりんご飴」など、星座と季節に分けたラインナップがユニークなポイント。

料理が好きな人はもちろん、原作の世界観が好きな人にもアプローチした、有用な広報PR事例です。

参考:第9回レシピ本大賞[お菓子部門]で大賞受賞の第2弾!今宵、満月珈琲店のスイーツでひと息つきませんか?今回はお皿やグラスに貼れる特製シール付き!

事例3.老舗とのコラボでユニークなデザインの飴を新発売

「世界一おもしろいお菓子屋さん」を目指す株式会社PAPABUBBLE JAPANは、新商品の発売情報をプレスリリースで発表しました。明治39年創業の「二◯加煎餅(にわかせんぺい)」とのコラボレーションで誕生したキャンディです。

あまおうやぶどう、パッションフルーツなど、味に応じたキャラクターデザインを施しているのが特徴。おもしろさを求める自社のコンセプトと、老舗のオリジナル商品をうまく組み合わせて認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:「二◯加飴」登場!!パパブブレがキャンディと煎餅(せんぺい)の異色コラボ?!

「飴の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月6日の「飴の日」は、お菓子類の中でも飴・キャンディに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、飴の開発・販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「飴の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「飴の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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