
母の日
4月1日は「居酒屋で乾杯の日」。今回は「居酒屋で乾杯の日」の意味や由来を解説します。
また、「居酒屋で乾杯の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、居酒屋経営に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月1日は「居酒屋で乾杯の日」です。2020(令和2)年、NPO法人・居酒屋甲子園によって制定されました。
日付は、「良い居酒屋」「良い乾杯」というコンセプトにちなんで、「よ(4)い(1)」の語呂合わせを組み合わせたのが由来。また、新年度の4月は飲み会シーズンでもあり、乾杯をする機会が増えることにも由来しています。
日本の居酒屋文化を継承し、乾杯文化を後世に伝えていくことが、記念日制定の主な目的です。
同団体は毎年、居酒屋の日本一を決める全国大会「居酒屋甲子園」を実施しています。「居酒屋で乾杯の日」に合わせて、記念日にちなんだコンテンツ発信なども行ってきました。
居酒屋への来店を促進するプレスリリースを発信したり、春シーズンならではの飲み会イベントにつなげたり、多様な広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「居酒屋で乾杯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「居酒屋で乾杯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「居酒屋で乾杯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「居酒屋で乾杯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「居酒屋で乾杯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「居酒屋で乾杯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「居酒屋で乾杯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「居酒屋で乾杯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「居酒屋で乾杯の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
株式会社星野リゾートは、2025年6月1日から8月31日にかけて開催する「NEO AWAMORI Summer Night」のプレスリリースを配信しました。「よんな~ ちゅライフ」をコンセプトに展開する「BEB5沖縄瀬良垣(ベブ) by 星野リゾート」にて、沖縄ならではのフルーツや泡盛を提供するイベントです。
「居酒屋で乾杯の日」に関する事例ではありませんが、開催期間となる夏に先駆けてプレスリリースを配信し、多くの人の関心を集めたのがGOOD。夏休みシーズンが重なるため、友人や家族との旅行を検討中の層にもアプローチできた好事例といえるでしょう。
参考:【BEB5沖縄瀬良垣】飲みやすい泡盛!?サワーや旬のフルーツと楽しむ新たなスタイルで、軽やかに乾杯!「NEO AWAMORI Summer Night」開催
「居酒屋一休」や「焼き鳥一休」などを展開する株式会社一休は、「一休50周年大感謝祭生ビール祭り」と題したキャンペーンの開催を決定し、プレスリリースで発表しました。2月25日から27日までの3日間、対象のアルコール商品を税込99円で提供する企画です。
企業の50周年を記念するプロジェクトで、「何杯飲んでも99円」「毎月開催」など周年記念ならではの強みを発信。こちらも「居酒屋で乾杯の日」の事例ではありませんが、キーワードと親和性が高いため、開催期間によっては周年記念以外の文言とも組み合わせられるでしょう。
参考:【プレミアムモルツ税込99円!!】2月25~27日は居酒屋一休”生ビール99円”50周年大感謝祭!今年は50周年YEARにつき毎月開催いたします!
飲食店を展開する株式会社武は、2024年3月2日に居酒屋「併呑(へいどん)」を名古屋にオープンすることを発表。お酒は呑めば呑めほど安く酔えるコンセプトで、系列店の「にもの」で人気の煮物料理などを提供します。
プレスリリースでは店内の雰囲気、メニューの詳細がわかる画像を掲載。席数やメニュー数を記載することで、店舗の規模感がイメージしやすいのがGOODです。記念日に合わせた事例ではないものの、新店舗の居酒屋に足を運びたくなるように豊富な画像で内容を伝えたプレスリリースの構成が参考になります。
参考:「呑めば呑むほど安くなる」お酒×煮物のストリート酒場「併呑(へいどん)」が中区錦にOPEN!
4月1日の「居酒屋で乾杯の日」は、居酒屋に注目が集まり、新年度の飲み会やイベントを想起させるきっかけになる日です。店舗運営に携わっている方や、居酒屋・アルコールに関する企画を手掛ける企業の方にとっては特に、「居酒屋で乾杯の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「居酒屋で乾杯の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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