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チキン南蛮の日(7月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日チキン南蛮の日(7月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月8日は「チキン南蛮の日」。今回は「チキン南蛮の日」の意味や由来を解説します。

また、「チキン南蛮の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「チキン南蛮の日」の意味・由来とは?

7月8日は「チキン南蛮の日」の日です。宮崎県延岡市の延岡発祥チキン南蛮党が制定。日付は7と8で「チキン南(7)蛮(8)」と読む語呂合わせから。

昭和30年代頃に延岡市祇園町にあった洋食屋「ロンドン」で修業した料理人たちがまかない料理にヒントを得て開発した「チキン南蛮」。2011年7月8日にはご当地グルメとして「チキン南蛮」をPRする同党が発足しました。

マップの作製や給食のメニューになるなど、地域の食文化としての「チキン南蛮」を広く知らせるのが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「チキン南蛮の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「チキン南蛮の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「チキン南蛮の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「チキン南蛮の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「チキン南蛮の日」を元に発信をする流れ

「チキン南蛮の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「チキン南蛮の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「チキン南蛮の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「チキン南蛮の日」を広報PRに活かした事例

「チキン南蛮の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「チキン南蛮の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「チキン南蛮の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「チキン南蛮の日」に合わせ、こだわりのタルタルソースを6種提供

株式会社エー・ピーホールディングスが運営する居酒屋「塚田農場」は、「チキン南蛮の日」に合わせ、チキン南蛮のタルタルソースを6種類から選べるキャンペーンを開始しました。

プレスリリースでは、6種類のタルタルソースについて画像とともに丁寧に説明。6種類もの数を用意し、かつ一つひとつのソースについて丁寧に説明する姿勢から、同店におけるチキン南蛮へのこだわりが感じられる内容です。

参考:こだわり満載!上質な「塚だま」のタルタルに溺れる塚田農場の特別な2週間>7/4~7/18は「若鶏のチキン南蛮」のタルタルが6種類のフレーバーに!

事例2.環境にも身体にも優しいおから由来のチキン南蛮を提供

おからを使った健康食品の開発・販売を行う株式会社オカラテクノロジズは、東京・有楽町にて「フードロス削減」をコンセプトにした期間限定ポップアップイベントを開催。おから由来の植物性チキンを揚げたチキン南蛮などのメニューを提供しました。

プレスリリースでは、「おからは栄養豊富で環境負荷も低いにもかかわらず、食用に活用されているのはわずか1%以下」というデータを引用し、おからを活用したメニューの魅力を具体的に訴求しています。

参考:【フードロス削減】「おから」を使ったアップサイクルチキンと宮崎チキン南蛮の名店「おぐらきんなべ」がコラボしたスペシャルランチが登場!有楽町microで期間限定で発売

事例3.マンゴーを使用した、地元愛満載のチキン南蛮のタレを新発売

マンゴーの販売・加工を手がける株式会社MAGRIは、持永醸造株式会社・RiichirouProduceと共同開発した「完熟マンゴー使用 チキン南ばんのタレ」を新発売しました。

プレスリリースでは、マンゴーの廃棄を減らしたいという想いから地元企業と協働し生まれた商品であるという開発背景を記載。マンゴーとチキン南蛮という意外性もさることながら、作り手の地元愛や商品自体のストーリー性が伝わってきます。

参考:宮崎発!!完熟マンゴーを使用したチキン南蛮のタレを8月1日より新発売!!

「チキン南蛮の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「チキン南蛮の日」は、チキン南蛮に注目が集まるきっかけになる日です。

飲食店を運営する企業の方や、食品メーカーの方にとっては特に、「チキン南蛮の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「チキン南蛮の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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