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チョコレートの日(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日チョコレートの日(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

2月14日は「チョコレートの日」。今回は「チョコレートの日」の意味や由来を解説します。

また、「チョコレートの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にお菓子・スイーツ業界の方や、チョコレートの製造・販売に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「チョコレートの日」の意味・由来とは?

2月14日は「チョコレートの日」です。日本のチョコレート・ココアの製造者により構成される日本チョコレート・ココア協会により制定されました。

日付は、2月14日のバレンタインデーに大切な人へチョコレートを贈る習慣が日本にあることから。

この習慣はチョコレートメーカーのキャンペーンをきっかけに広まったといわれますが、実際に日本における毎年2月のチョコレート消費量はほかの月平均の3倍近くに上ります(2016年度、総務省統計局調べ)。

「大切な人にチョコレートを贈る」という文化が根付くほどに、日本人はチョコレートを好んでいるといえるでしょう。

2月14日は愛を伝える日であると同時に、日本人とチョコレートのかかわりについて考えるきっかけとなる記念日です。

「チョコレートの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「チョコレートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「チョコレートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「チョコレートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「チョコレートの日」を元に発信をする流れ

「チョコレートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「チョコレートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「チョコレートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「チョコレートの日」を広報PRに活かした事例

「チョコレートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「チョコレートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「チョコレートの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ドクターイエローをチョコレートやイチゴで再現した新商品

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、2025年2月1日から3月31日にかけて販売する新商品「923形ドクターイエロートレインケーキ」のプレスリリースを配信しました。商品名の通り、ドクターイエローの車体と線路を再現した期間限定のケーキです。

黄色が特徴的な車体はもちろん、線路や砂利もち密にデザインされた再現力がユニークなポイント。チョコレートがメインのスイーツであること、「チョコレートの日」を含む販売期間であることから、記念日に絡めることでさらなる認知拡大効果が期待できるのではないでしょうか。

参考:【新横浜プリンスホテル】2025年1月引退のドクターイエローが線路を走る様子を再現!「923形ドクターイエロートレインケーキ」を販売

事例2.濃厚チョコレートが味わえるファミマ限定商品を紹介

株式会社ファミリーマートは、ハーゲンダッツ「メルティーチョコレート with カラメルクラッシュ」の発売情報をプレスリリースで公開しました。全国約16,200店のファミリーマート限定で販売する新商品です。

「チョコレートの日」にちなんだ事例ではありませんが、自社限定の独自性や、「濃厚チョコレート」の差別化ポイントを明記することで訴求力を高めたのがGOOD。購買意欲を刺激する商品写真はもちろん、味がイメージできるようフレーバーのイラストを掲載したプレスリリース内容が特に参考になります。

参考:高級感のあるチョコレートソースとカラメルチップがアクセント!ハーゲンダッツ『メルティーチョコレート with カラメルクラッシュ』2月4日(火)より全国のファミリーマート限定で数量限定発売!

事例3.板チョコレートデザインのクレジットカードを発行

日本発のスペシャルティチョコレート専門店「Minimal – Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)」を展開する株式会社Baceは、株式会社エポスカードとの提携により誕生したクレジットカード「Minimal エポスカード」を発行することをプレスリリースで発表しました。自社の板チョコレートをデザインした、寄付機能付きのカードです。

独自性・新規性のあるデザインはもちろん、カカオ農家への寄付機能を付帯しているのが特徴。「チョコレートの日」の事例ではありませんが、自社情報と記念日のキーワードを組み合わせると、より幅広い層への認知拡大効果が期待できます。

参考:Minimalのチョコレートがクレジットカードに。カカオ農家への寄付機能もついたソーシャルグッドなカード「Minimal エポスカード」が2025年1月21日より新登場。

「チョコレートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月14日の「チョコレートの日」は、チョコレートに注目が集まるきっかけとなる日です。

スイーツ業界の方や、チョコレート製品の製造・販売に携わる企業の方にとっては特に、「チョコレートの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「チョコレートの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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