
地ビールの日
4月23日は「シジミの日」。今回は「シジミの日」の意味や由来を解説します。
また、「シジミの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にシジミを取り扱っている方や食品業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月23日は「シジミの日」です。島根県松江市でシジミの研究を続ける、有限会社日本シジミ研究所が制定しました。
日付は、「シ(4)ジ(2)ミ(3)」の語呂合わせ。食品としての美味しさだけでなく、肝機能の活性化・美肌効果、さらには水質浄化など、シジミが持つさまざまな力をアピールすることが、記念日の目的のひとつです。
シジミの産地である島根県をはじめ、「シジミの日」にちなんだイベントやキャンペーンを考案できるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「シジミの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「シジミの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「シジミの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「シジミの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「シジミの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「シジミの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「シジミの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「シジミの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。「シジミの日」に直接かかわりがないプレスリリースの事例も紹介していますが、今後広報PRを考えている方におすすめのものをピックアップしています。
海と日本プロジェクト広報事務局の海と日本プロジェクトin秋田県では、小学5・6年生を対象に八郎潟と海の関係性を学ぶイベント「八郎潟と海のつながりは!?~あきたシジミ調査隊~」を開催。かつては海だった八郎潟の成り立ちや、海が生物に与える影響などを学ぶといったイベントの内容をプレスリリースで配信しました。
イベントでは、八郎潟から海につながっている汽水域でヤマトシジミの養殖場の見学や収穫体験などを実施。プレスリリースには、体験学習のシーンごとの様子がわかる画像を掲載しているのがGOODです。
「シジミの日」の事例ではありませんが、シジミに関する企画を子どもが楽しく学びながら社会課題や環境問題に向き合うきっかけとなった好事例です。
参考:小学5~6年生が八郎潟と海の関係性を学ぶイベント【八郎潟と海のつながりは!?~あきたシジミ調査隊~】を開催しました!
4月23日の「シジミの日」は、シジミそのものだけでなく、シジミを用いた商品の販売促進にもつなげやすい記念日です。シジミの効果を解説したり、飲食に最適なシーンを説明したりしても良いでしょう。
また、シジミをメインにした料理メニューを紹介するのも一案です。「シジミの日」に合わせて発信すると、潜在顧客の興味関心を促しやすくなるでしょう。
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