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洋服記念日(11月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日洋服記念日(11月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月12日は「洋服記念日」です。今回は、「洋服記念日」の意味や由来について解説します。

また、洋服に関する広報PRの事例もご紹介。「洋服記念日」と掛け合わせて広報PRの取り組みを実施する際のポイントも解説しています。

洋服の企画・販売を行っている企業や、パーソナルスタイリストやイメージコンサルティングの事業を行っている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「洋服記念日」の意味・由来とは?

11月12日は「洋服記念日」です。東京都洋服商工協同組合により、昭和4年11月12日に制定されました。

制定の由来は、明治5年11月12日に太政官布告令が出されたこと。太政官布告令にて「爾今礼服には洋服を採用する」との布告があり、洋服が儀礼時の定服になったことを銘記するために「洋服記念日」が設けられました。

「洋服記念日」は日本独自の記念日で、毎年11月12日には明治神宮へ参拝し、記念式典が挙行されています。

「洋服記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「洋服記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「洋服記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「洋服記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「洋服記念日」を元に発信をする流れ

「洋服記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「洋服記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「洋服記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「洋服記念日」を広報PRに活かした事例

「洋服記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「洋服記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「洋服記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.豊富なラインナップを誇るペット用品が新規オープン

ペット用品やペット食品の製造・販売・輸出入を手掛ける株式会社スリーアローズは、三井アウトレットパーク 岡崎に「PET THREE」がオープンすることをプレスリリースで発表しました。豊富なラインナップと、足洗い場やドッグランなども備えた直営店です。

「洋服記念日」とは直接関係した事例ではありませんが、、「洋服の数だけカワイイが増える」というコンセプトを明記し、自社直営店ならではの魅力を伝えたのがGOOD。親和性の高い記念日と掛け合わせることで、さらなる認知拡大・利用促進効果が期待できるのではないでしょうか。

参考:「洋服の数だけカワイイが増える」PET THREEが三井アウトレットパーク 岡崎にOPEN!ペットと一緒に楽しめるおしゃれ空間

事例2.『福岡ティーンズフェス2024』にXLARGEとX-girlが協賛

株式会社ビーズインターナショナルは、展開するストリートアパレルブランド「XLARGE」「X-girl」が「福岡ティーンズフェス2024」に協賛したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、『福岡ティーンズフェス2024』に込めた想いや、同社がサポートした「AVENIR SCHOOL」ステージの様子、出演者の声を紹介。記念日に合わせた内容ではないものの、イベントのコンセプトであるSDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」との関連を示し、多様性への想いを社会に発信した事例です。

参考ビーズインターナショナル XLARGE/X-girlがイベント協賛

事例3.「おかあさんといっしょ」の誠お兄さんとファッション企画を実施

衣料品・雑貨の企画・製造・販売を行う株式会社アダストリアが運営する公式WEBストア「ドットエスティ」は、「おかあさんといっしょ」第12代体操のお兄さん・誠お兄さんとのコラボレーション企画をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、30ブランドが集結するファッションWEBストア「ドットエスティ」で取り扱うアイテムを誠お兄さんが着こなす企画の詳細を丁寧に紹介。さらに、誠お兄さんによるトークイベントや親子体操教室の開催にも触れ、ファッションに関心のある層だけでなく、ファン層にも訴求する内容となっています。記念日に直接関連はありませんが、丁寧な構成が参考になる事例です。

参考:第12代体操のお兄さん “誠お兄さん“ が初めてのファッション企画に挑戦! ファンからのリクエストに応えコーディネートとモデルを務める「誠お兄さん×ドットエスティ」コラボを9月18日よりWEB公開

「洋服記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月12日は「洋服記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「洋服記念日」には、洋服に関する情報に注目が集まります。洋服に関する新情報は非常に多いため、ほかのプレスリリースと差別化を図るなら「洋服記念日」をはじめとする記念日を活用するのがおすすめ。なかなかうまい広報PRの取り組みが見つからないという企業は、「洋服記念日」の活用を検討してみてください。

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