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コーヒーの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日コーヒーの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月1日は「コーヒーの日」。今回は「コーヒーの日」の意味や由来を解説します。

また、「コーヒーの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にサービス業など、コーヒーを取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「コーヒーの日」の意味・由来とは?

10月1日は「コーヒーの日」です。1983年(昭和58年)のこの日、全日本コーヒー協会によって制定されました。10月1日は、国際協定によりコーヒーの新年度スタートとなります。

「コーヒーの日」は世界中のさまざまな国で、それぞれの日付で定められていますが、国際コーヒー機関(ICO)が制定した「国際コーヒーの日」も日本と同じ10月1日に定められています。

これからの季節は、温かいコーヒーがよく飲まれるようになることから、「コーヒーの日」はさまざまな広報PR活動に活かせるでしょう。

「コーヒーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「コーヒーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コーヒーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コーヒーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「コーヒーの日」を元に発信をする流れ

「コーヒーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「コーヒーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「コーヒーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「コーヒーの日」を広報PRに活かした事例

「コーヒーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「コーヒーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。「コーヒーの日」に合わせたプレスリリースではなくても、今後「コーヒーの日」の広報PR活動を行う際のヒントとなるはずです。

事例1.老舗紙加工会社がコーヒーショップをオープン

老舗紙加工会社の三洋紙業株式会社は、2023年9月18日にコーヒーショップ「PAP.COFFEE」を東京・原宿にオープンすることをプレスリリースで発表。紙の魅力を多角的に感じる店内空間や紙の特徴を生かしたパッケージで、コーヒーやかき氷などを提供します。

新店舗の概要や取り組みがわかる内容を端的にまとめたリード文がGOODポイント。続く本文では、紙加工会社が新事業を開始することについてのきっかけや意気込みを丁寧にまとめた読みやすい構成が参考になります。記念日に合わせた広報PRではありませんが、コーヒーへのこだわりが詰まったプレスリリースです。

参考:老舗紙加工会社・三洋紙業による「紙の新しい価値」を提案する本格スペシャリティコーヒーショップ「PAP.COFFEE」が原宿にオープン!

事例2.「コーヒーの日」限定商品を発売

コーヒーメーカーの株式会社キャメル珈琲が運営するカルディコーヒーファームは、10月1日の「コーヒーの日」に合わせた限定商品についてのプレスリリースを配信。3種の味わいのコーヒー豆が楽しめる「コーヒーの日バッグ」と、異なる産地のドリップコーヒー5種が入った「コーヒーで旅するトランクボックス」を発売します。

プレスリリースでは、限定商品の写真を複数掲載。バッグだけの写真や商品を持つイメージなど、メディアで使用しやすい素材を用意している点がGOODです。コーヒーについてもそれぞれ詳細に説明し、興味・関心が高まる内容にまとめられているのもポイント。記念日に合わせた限定商品の広報PRとして、参考になるプレスリリースです。

参考:コーヒーの味わいを飲み比べ!10/1(日)コーヒーの日バッグ発売

事例3.『日常生活とコーヒー』に関するインターネット調査を実施

ネットリサーチ会社のマイボイスコム株式会社は、8回目となる『日常生活とコーヒー』に関するインターネット調査を実施し、その結果をプレスリリースで発表しました。コーヒーの飲用状況や期待する効果などについて調査しています。

プレスリリースの冒頭に、「TOPICS」として調査結果のポイントをまとめて掲載している点がGOODです。グラフを用いて調査結果を紹介したあと、最後に回答者コメントを載せるなど、読み応えがある構成になっています。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、コーヒーについての調査リリースとして参考になる事例です。

参考:【日常生活とコーヒーに関する調査】コーヒーを毎日飲む人は7割、「1日に2~3回」が4割弱。飲用者が期待する効果は「気分転換」「リラックス効果」が各5割強

「コーヒーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月1日の「コーヒーの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

コーヒーやコーヒーに関する商品・サービスを提供する企業は、10月1日の「コーヒーの日」に合わせ「#コーヒーの日」を使ったSNSキャンペーンやイベントを実施するとよいかもしれません。また、記念日に合わせてプレスリリースを配信するのも一案です。

記念日をうまく活用し、より多くの人に自社商品やサービスを周知してみてはいかがでしょうか。

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