
生理をジェンダーレスで考える日
5月1日は「コインの日」。今回は「コインの日」の意味や由来を解説します。
また、「コインの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に金融業界の方や、コイン・貨幣に関する製品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月1日は「コインの日」です。人類の生み出した重要な発明のひとつで、3000年近くの歴史を持つ「貨幣」。各国の各時代の意匠や様式を反映した美術品「貨幣」を通して、それぞれの国の歴史、文化に対する理解を深めてもらうのが目的です。
日本貨幣商協同組合が制定しました。日付の由来は、5と1で「コ(5)イ(1)ン」と読む語呂合わせからとされています。
金融業界をはじめ、コイン・貨幣にまつわるイベントや新商品を紹介したり、「コインの日」にちなんだキャンペーンを行ったりと、さまざまな広報PR活動のきっかけとなる記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「コインの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コインの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コインの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「コインの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「コインの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「コインの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「コインの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「コインの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コインの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社千葉銀行は「ハローキティ50周年記念コイン」の申し込み受付開始についてプレスリリースを配信。株式会社サンリオのキャラクター「ハローキティ」の誕生50周年を記念して発行されるコインです。
プレスリリースには、50年前の誕生時のデザインをイメージしたハローキティ型の金貨や日本らしいモチーフを取り入れたデザインなど7種類6商品を販売することを紹介。「コインの日」に合わせた事例ではありませんが、商品を表でわかりやすくまとめた画像を掲載したプレスリリースが参考になります。
参考:「ハローキティ50周年記念コイン」の申込み受付開始について
純金事業「JUNGOLD」を手掛ける株式会社RAINは、純金のコインシリーズ「COINS」を2024年4月3~17日の期間限定で予約受注販売することをプレスリリースで配信しました。
星座をモチーフにしたものやアルファベットを記したものなど全46種類のデザインを用意。プレスリリースでは、リングとネックレスの着用イメージを複数の画像で紹介しているのがGOODポイントです。
記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、コインに関するプレスリリースを配信する際は「コインの日」に絡めてみるのも一案です。
参考:価値あるホンモノの“純金製”コインジュエリーが、豊富なデザインで期間限定予約受注中です!
株式会社Voicyが運営する音声プラットフォーム「Voicy」は、アプリ内で有料音声コンテンツやデジタルコンテンツを購入・聴取する際の決算機能「コイン」の導入を開始したことをプレスリリースで配信。アプリ内で購入したコインを使用することで、都度決済の手間を省き、より快適な聴取体験を届けます。
プレスリリースでは、実際の画面を画像で掲載し決済手順を紹介。機能の説明だけでなく、初回購入者限定のキャンペーンについても丁寧に記載しているのがGOODです。「コインの日」にちなんだものではありませんが、新機能のプレスリリースを配信する際に参考になる好事例です。
5月1日の「コインの日」は、硬貨に注目が集まりやすい日です。金融業界の方や、コイン・貨幣にまつわるイベント、新商品を企画する企業の方にとっては、「コインの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コインの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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