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大腸を考える日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日大腸を考える日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月26日は「大腸を考える日」。今回は「大腸を考える日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「大腸を考える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、大腸フローラに関する研究・開発を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「大腸を考える日」の意味・由来とは?

9月26日は「大腸を考える日」です。2019年9月、牛乳や乳製品などを製造・販売する森永乳業株式会社によって制定されました。

日付は、数字の9が大腸の形状に似ていることと、大腸に生息する腸内フローラ(腸内細菌叢)が「フ(2)ロ(6)ーラ」と読める語呂合わせから。同社は、大腸の役割や、腸内フローラをバランスよく保つ方法を広く知ってもらう目的を掲げています。

比較的新しい記念日であるため「大腸を考える日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、牛乳やヨーグルトなど、大腸の健康に関わる商品の広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「大腸を考える日」をきっかけに広報PR活動する効果

「大腸を考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「大腸を考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「大腸を考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「大腸を考える日」を元に発信をする流れ

「大腸を考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「大腸を考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「大腸を考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「大腸を考える日」を広報PRに活かした事例

「大腸を考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「大腸を考える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「大腸を考える日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.大腸の健康に関する意識調査を実施しプレスリリースで結果を紹介

森永乳業株式会社は、2025年日本国際博覧会の出展に先駆けて「大腸(おなか)の健康に関する意識調査」を実施。2024年3月1日から5日にかけて全国の20~60代の男女6,983人を対象にした自社調査で、プレスリリースにてレポートを発表しました。

プレスリリースでは、食生活の意識や大腸の健康に関する調査結果サマリ―を画像にして紹介したのがGOODです。また、項目ごとにカラーグラフを用いて結果をわかりやすく掲載しているのも参考になるポイントです。「大腸を考える日」を絡めた広報PRではありませんが、専門家のコメントを掲載するなど信ぴょう性の高いプレスリリースに仕上げ、多くの人の興味関心を高めた好事例といえるでしょう。

参考:<大腸(おなか)の健康に関する意識調査>

事例2.企業独自の「腸活月間」にキャンペーンを展開

整水器と電解水透析で健康への寄与を目指す株式会社日本トリムは、「秋バテ」を防ぐ腸活についてプレスリリースを配信しました。数字の9が大腸の形に似ていることから9月を「腸活月間」とし、複数のキャンペーンを展開する自社独自の取り組みです。

プレスリリースには取り組みに至った背景が伝わるように、「秋バテ」や「腸活月間」とした目的をわかりやすく解説。キャンペーンの情報も丁寧に展開されているのがGOODです。「大腸を考える日」に関連した広報PRではありませんが、腸にちなんだ独自性の高い取り組みについて、幅広い層に認知を高めたプレスリリースの配信事例です。

参考:9月は腸活月間!「秋バテ」解消におすすめの腸活習慣を紹介<日本トリム水ニュース

事例3.大腸カメラの不安解消などを目的とした医学講座を開催

医療法人医誠会は、大阪府大阪市で実施する「大腸カメラってどんなもの? 大腸内視鏡検査の受け方と分かる病気」の開催についてプレスリリースを配信しました。大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の受け方や注意点などを説明し、検査に対する不安を解消する医学講座です。

プレスリリースには講座名と開催日時、登壇者など重要事項がわかる画像を掲載したうえで、項目ごとにに詳しく紹介した構成がGOODポイント。「大腸を考える日」の事例ではありませんが、記念日に絡めた広報PR施策はもちろん、イベント情報のプレスリリース事例としても参考になるのではないでしょうか。

参考:大腸カメラってどんなもの? 大腸内視鏡検査の受け方と分かる病気/第190回ホロニクス公開医学講座

「大腸を考える日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月26日の「大腸を考える日」は、腸内フローラや乳酸菌などに注目が集まり、腸活を想起させるきっかけになる日です。腸内フローラに関わる事業を行っている方や、研究・開発に携わっている方にとっては特に、「大腸を考える日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「大腸を考える日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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