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工事写真の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日工事写真の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月16日は「工事写真の日」。今回は「工事写真の日」の意味や由来を解説します。

また、「工事写真の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に建築・土木関連の業種へサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「工事写真の日」の意味・由来とは?

5月16日は「工事写真の日」です。建築における工事工程の記録写真の撮影などを行う有限会社多摩フォートが制定。日付は同社の業務開始日である5月16日にちなんで選ばれました。

建築における工事の全工程の経緯が把握できる工事写真(記録写真)は、適正な施工管理を証明するために必須な手段とされています。この記念日を定めることで、、工事記録の写真撮影の重要性をアピールすることを目的としています。

記念日は、2017年に一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「工事写真の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「工事写真の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「工事写真の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「工事写真の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「工事写真の日」を元に発信をする流れ

「工事写真の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「工事写真の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「工事写真の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「工事写真の日」を広報PRに活かした事例

「工事写真の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「工事写真の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも「工事写真の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、今後記念日を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントとなるでしょう。

事例1.工事写真撮影の負担を軽減する専用端末を発売

クラウド型施工管理サービスや写真販売システムなどを展開する株式会社ルクレは、工事写真の撮影専用機「蔵衛門Pix」のプレスリリースを配信しました。現場監督の負担軽減を目的に、工事写真撮影の分担ができるように考慮されたシステムです。

現場撮影に慣れていない人でも撮りやすい専用端末という点が訴求ポイントで、プレスリリースではその魅力・メリットなどを詳しく解説しています。システム自体は専門的な内容ですが、現場関係者をはじめ多くの人が理解しやすいようまとめられたのがGOODな事例です。

参考:現場監督の残業削減まったなし!現場での “撮影分担”を加速させるスマホ型専用機『蔵衛門Pix』の第4世代発売

事例2.3ヵ月の実証実験の結果をプレスリリースで発表

株式会社大林組は、NTTコミュニケーションズ株式会社との共同プロジェクトについてプレスリリースを配信しました。屋内建設現場の施工管理効率化を目指し、3ヵ月にわたって実施した実証実験のレポートです。

プレスリリースでは「背景」「本実証の内容」「今後の取り組み」といった項目に分けて詳細を記載し、実際の写真も交えながらまとめた構成がGOOD。製品や実証実験の実績をプレスリリースで発信することで、メディア関係者の目に留まる機会を増やす結果にもつながっています。

参考:ドローンを活用した完全無人巡回による建設現場の工事進捗管理の実証実験に成功

事例3.3社による配筋検査システムの情報をプレスリリース配信

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、配筋検査システムの開発・構築について広報PRを実施しました。同社と前田建設工業株式会社、アクセンチュア株式会社の3社で行った、静止画を切り出す技術に関する現場試験結果などのプレスリリースです。

プレスリリース本文では「本技術のポイント」と置いたうえで、現場での撮影状況や目視検査について紹介。今後の展望についても詳しく紹介されており、自社の取り組みや技術力を効果的に発信しています。「工事写真の日」の事例ではありませんが、認知拡大効果に寄与した好事例といえるでしょう。

参考:建設現場を変える技術

「工事写真の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「工事写真の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

工事写真の作成や編集、管理などに関する製品・サービスは、5月16日の「工事写真の日」に絡めた広報PR活動を実施してみてはいかがでしょうか。記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社の取り組みや想いを伝えることができるでしょう。「工事写真の日」をハッシュタグにつかったSNS投稿などもおすすめです。

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