
緑茶の日
5月6日は「コロネの日」。今回は「コロネの日」の意味や由来を解説します。
また、「コロネの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にパン・スイーツの製造販売に携わる業界の方や、飲食業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月6日は「コロネの日」です。パンや和洋菓子などの食品を製造販売する山崎製パン株式会社によって制定されました。日付は、「コ(5)ロ(6)ネ」の語呂合わせに由来しています。
巻貝状のパンの中にチョコレートクリームなどが注入されているコロネ。洋風の名称ですが、日本発祥の菓子パンです。イタリア語で動物の角や角笛を意味する「コルノ」という言葉が転じて「コロネ」になったと言われています。
その魅力をさらに多くの人に広め、コロネを食べるきっかけの日としてもらうのが目的。「コロネの日」にちなんだ特定のイベントが開催されているわけではないものの、コロネをはじめとした菓子パンをアピールする良い機会になるでしょう。
「コロネの日」は一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されています。
「コロネの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コロネの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コロネの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「コロネの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「コロネの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「コロネの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「コロネの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「コロネの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コロネの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社ファミリーマートは、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」より凍ったまま食べられる新感覚の冷凍スイーツの新発売情報をプレスリリースで配信。「凍ったまま食べるパイコロネ」「凍ったまま食べる白桃のタルト」を、2023年5月23日から全国のファミリーマート約16,500店にて発売します。
プレスリリースでは各商品の詳細を画像とテキストでわかりやすく記載。気温が上昇して冷涼感のある商品が注目される季節に合わせたことや、ワンハンドで気軽に食べられることなどの特徴を紹介しているのもGOODです。
「コロネの日」に関する発信ではありませんが、新商品を発売する際のプレスリリースで必要な要素が盛り込まれた構成が参考になります。
参考:そのまま食べるのが美味しい!新感覚の冷凍スイーツ「凍ったまま食べるパイコロネ」「凍ったまま食べる白桃のタルト」5月23日(火)新発売!
「コロネの日」は、コロネに注目が集まり、菓子パンやチョコレートを使ったスイーツを想起させるきっかけになる日です。
パン・スイーツの製造に携わる企業の方や、飲食業を展開する企業の方にとっては特に、「コロネの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コロネの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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