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コットンの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日コットンの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月10日は「コットンの日」。今回は「コットンの日」の意味や由来を解説します。

また、「コットンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方や、綿製品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「コットンの日」の意味・由来とは?

5月10日は「コットンの日」です。日本国内の紡績業界において、健全な発展を図ることを目的に活動する「日本紡績協会」が制定しました。

日付は、店頭販売の最盛期が5月であることと、「コ(5)ット(10)ン」と読む語呂合わせが由来。優しい手触りや、夏物素材に適した爽やかさなど、コットンの魅力をより多くの人に知ってもらうことがおもな目的です。

毎年「コットンの日」には、綿素材の商品を取り扱う企業を中心に、さまざまなイベント・キャンペーンが行われています。素材としての有用性も高いため、記念日にちなんだ広報PRに活かすことで、より効率的な認知拡大・販売促進が期待できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「コットンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「コットンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コットンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コットンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「コットンの日」を元に発信をする流れ

「コットンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「コットンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「コットンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「コットンの日」を広報PRに活かした事例

「コットンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「コットンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コットンの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「コットンの日」に合わせて「国産綿復活プロジェクト」を開始

オーガニックコットンブランド「PRISTINE(プリスティン)」を展開する株式会社アバンティは、5月10日の「コットンの日」に合わせて、「国産綿復活プロジェクト」を開始。プロジェクトの詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、日本の綿花自給率の向上を目指してたプロジェクトとして、新たにスタートした2つの取り組みを紹介。また、「コットンの日」にちなんだ施策として、百貨店の屋上で種まきできるワークショップや、オンラインストアおよびSNSを活用したキャンペーンの実施も掲載。記念日を活かした効果的な好例として、参考になる事例です。

参考:綿からビールを!農家さんに還元できる新たな取り組み 5月10日は“コットンの日” ~ #GoOrganic オーガニックコットンをもっと知ろう~ 百貨店の屋上で種まきイベント開催!

事例2.「コットンの日」に向け、オーガニックコットン栽培支援基金総額を公開

ファッションブランド「Live in comfort(リブ イン コンフォート)」を展開する株式会社フェリシモは、2024年5月10日の「コットンの日」に合わせ、「Live love cottonプロジェクト」の基金総額を公開。同プロジェクトでは、インドのコットンファームがあるマディングパダー村への支援として、対象商品1枚の販売につき100円を寄付しえいます。

プレスリリースでは、これまでの支援実績に加え、最近の活動内容も紹介されており、継続的に支援を行う企業姿勢を伝えています。複数枚の画像と、動画により視覚的に情報をキャッチできる構成も参考になるポイント。「コットンの日」を活用した広報PRの好事例です。

参考:【5月10日はコットンの日】オーガニックコットン栽培支援基金が累計24,844,360円に。生産者支援と土壌回復のうれしい循環「リブ ラブ コットン プロジェクト」

事例3.ひんやり素材の人気シリーズ「ドライコットン」から新アイテムが登場

ECサイト「アンジェ web shop」を運営するセレクチュアー株式会社は、オリジナルブランド「bon moment(ボンモマン)」より新たに展開するアイテムについてプレスリリースを配信。夏の人気シリーズ「ドライコットン」から、ラグマット、ソファパッド、クッションになる布団収納ケースを発売します。

プレスリリースには、アイテムのイメージがわかりやすいように複数の画像を掲載。新アイテム名やそのポイントを太字にし、目に留まるように工夫されているのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、それぞれのインテリアアイテムの魅力が伝わる画像使いや記事構成が参考になるポイントです。

参考:お部屋まるごとヒンヤリ素材に衣替え!bon moment 夏の人気シリーズ「ドライコットン」から、新3アイテムが一挙登場

「コットンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月10日の「コットンの日」は、コットン(綿)を用いた衣類・雑貨に注目が集まりやすい日です。綿製品を製造する企業の方や、コットン栽培にまつわるイベント・キャンペーンを検討している方にとっては特に、「コットンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コットンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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