PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
クルージングの日(9月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日クルージングの日(9月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月6日は「クルージングの日」。今回は「クルージングの日」の意味や由来を解説します。

また、「クルージングの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界の方や、クルージング事業を手掛ける企業の方は参考にしてみてください。

「クルージングの日」の意味・由来とは?

9月6日は「クルージングの日」です。船舶・水辺施設マネジメントや店舗運営など、クルージング事業を中心に展開する株式会社SPICE SERVE(スパイスサーブ)によって制定されました。

日付は「ク(9)ル(6)ージング」と読む語呂合わせが由来。加えて、多くの人がクルージングに来る(クル)よう「ク(9)ル(6)クル」という願いも込められています。

記念日制定の目的は、日本のすばらしい景観を海から伝え、クルージングの魅力を知ってもらうこと。

「クルージングの日」に特化した広報PR活動を行う企業は多くないものの、夏の旅行プランとしてプレスリリースで発信したり、客船やヨットを使った観光商品を紹介したり、さまざまな施策に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「クルージングの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「クルージングの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「クルージングの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「クルージングの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「クルージングの日」を元に発信をする流れ

「クルージングの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「クルージングの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「クルージングの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「クルージングの日」を広報PRに活かした事例

「クルージングの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「クルージングの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「クルージングの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「クルージングの日」に関するプレスリリースを配信

東京湾アニバーサリークルーズを運営する株式会社SPICE SERVEは、9月6日「クルージングの日」に関するプレスリリースを配信しました。

記念日を制定した背景や目的、制定5周年を記念したプレゼント企画についてをプレスリリースに記載。記念日を通じて、自社の歴史、クルージングに関する取り組みや魅力を伝えています。また、記念日当日の1週間前にプレスリリースを配信することであらためて「クルージングの日」の認知を広める効果が期待できます。

参考:9月6日はクルージングの日!制定された背景とは?

事例2.親子で海について学ぶ体験イベントを開催

一般社団法人・海と日本プロジェクト広報事務局は、7月24日に「第7回キッズマリン体験デー」と題したイベントを開催しました。

今回の体験イベントのレポートをプレスリリースで配信しています。このイベントは、小学生42人がヨットやボートのクルージングを体験し、保護者が海の安全について学ぶ親子向けプログラムであることを説明したうえで、イベントの様子を写真で紹介しています。比較的シンプルな内容ですが、プロジェクトの目的や本イベントの特徴、さらに参加者のコメントも掲載しているのがGOOD。記念日にちなんだ広報PRではないものの、子ども向けのイベントを通じてクルージングの楽しさ、海の安全について訴求された好事例です。

参考:ヨットやボートに乗ってみよう!第7回キッズマリン体験デーを開催しました!

事例3.上位客室連泊者限定の無料クルーズ体験を提供

株式会社海士が運営する、泊まれるジオパーク拠点施設「Entô」は、開業2周年を迎えたことを記念して、無料クルージング体験を提供することをプレスリリースで配信。株式会社3setと連携し、新たな隠岐ジオパークの魅力を伝える取り組みです。

Entôの上位客室であるNEST SUとNEST JSの連泊者を対象に特典として、海中展望船あまんぼうデイクルーズまたはナイトクルーズ体験を用意。ガイド付きで周遊デイクルーズを楽しんだり、夜行虫による「海の天の川」を眺めたりできる特別なプログラムとして提供しています。

プレスリリースでは、実際に宿泊する客室やクルーズのほか「海の天の川」を連想させる写真を掲載してイメージを高めているのが特徴です。「クルージングの日」に関する事例ではありませんが、特典であるクルージングをフックに施設の魅力が伝わるプレスリリースです。

参考:泊まれるジオ拠点 Entôが無償でクルージング体験をご提供

事例4.ランチクルーズプランのオンライン販売開始をプレスリリースで発表

国内パックツアー販売などを行う株式会社フォーティーズは、「ルミナス神戸2で行く 明石海峡大橋ランチクルーズプラン」のプレスリリースを配信しました。日本最大級のレストランクルーズ船に乗って、食べ放題・ソフトドリンク飲み放題を堪能できるプランです。

期間中は全日程30席を増席したことや、1人8,800円(税込)で乗船できるリーズナブルさなど、多くの人の目を引く文言をプレスリリースのタイトルに盛り込んだのがGOODポイント。記念日に関連した事例ではないものの、船の外観と船内の様子を豊富な写真で紹介するなど、プレスリリースを配信するうえで参考になる事例です。

参考:【ご好評につき全日程30席増席】7月15日~8月27日限定 おひとり様¥8,800-《11:30出港》 ルミナス神戸2で行く 明石海峡大橋ランチクルーズプラン

「クルージングの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月6日の「クルージングの日」は、客船やヨットを用いたクルージングに注目が集まりやすい日です。クルージングプランを企画・運営する方や、旅行商品を取り扱う企業の方にとっては特に、「クルージングの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「クルージングの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ