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泣く日(7月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日泣く日(7月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

7月9日は「泣く日」。今回は「泣く日」の意味や由来を解説します。

また、「泣く日」を活用した広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に本や音楽、映画や関連イベントなどを取り扱う業界は、ぜひ参考にしてみてください。

「泣く日」の意味・由来とは?

7月9日は「泣く日」です。「泣く日」は「全米感涙協会」という日本の団体によって制定されました。「泣くことで喜怒哀楽の感情表現の豊かさについて改めて考える日」としています。協会名は、映画のCMなどでよく使われる「全米が泣いた」というコピーからきているとか。その語呂合わせから7月9日に制定されたのはいうまでもありませんね。

「泣く」という行為は人間にとって非常に大切なものであり、よく知られているストレス解消効果に加え免疫力を向上させる力もあると言われています。特に効果があるのは「感動の涙」であり、一時期は意識的に涙を流して健康になろうとする「涙活」(るいかつ)や、それらを医療や教育の現場で活用するための「感涙療法士」にも注目が集まりました。

現在でも「泣く日」には、涙活に関わるさまざまなイベントが開催されたりしているようです。

「泣く日」をきっかけに広報PR活動する効果

「泣く日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「泣く日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「泣く日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「泣く日」を元に発信をする流れ

「泣く日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「泣く日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「泣く日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「泣く日」を広報PRに活かした事例

「泣く日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「泣く日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関する事例ではなくても、「泣く日」に関する広報PR施策を考えるうえでヒントになるでしょう。

事例1.「涙活」を体験できるイベントの開催

涙活を推進する感涙療法士の吉田英史氏は、プロデュースする喫茶店にて7月9日(泣く日)~7月14日(泣いていいよの日)の15:00~17:00、涙活のために無料開放しました。7月14日を「泣いていいよの日」とすることで、涙活期間のように見せることもできますね。

涙活の認知促進イベントとして開催した本取り組みでは、訪れた人が涙を流せるようにさまざまなコンテンツも用意されていたようです。

参考:7月9日(泣くの日)~7月14日(泣いていいよの日)、“涙”のカフェ利用無料イベント実施

事例2.「泣ける名曲」を集めたアルバムのPR

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ レガシープラスでは、「泣ける名曲」を集めたアルバムを発売しました。本文では、ストレス解消のために泣くことに注目が集まっていることを取り上げてプロモーションしています。

近年「泣ける曲」「泣ける本」などを枕詞に売り出されるものも多く見かけますが、こうしたものを「泣く日」にちなんでPRするのもよいのではないでしょうか。

参考:既発シリーズ5タイトルとの重複曲なし!泣ける名曲を集めた『続・心に響く唄』12月22日発売!

「泣く日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「泣く日」の意味や由来、「泣く日」をフックとした取り組み事例などをご紹介しました。

「涙活」そのものをテーマにしたイベントや取り組みはもちろんのこと、本や音楽・映画など、泣ける要素のあるコンテンツのPRにも使えるのではないでしょうか。

ぜひ一度、「泣く日」を活用した広報PRを検討してみてください。

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