取引所大発会
1月22日は「カレーの日」。今回は「カレーの日」の意味や由来を解説します。
また、「カレーの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食・食品業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「カレーの日」の意味・由来とは?
1月22日は「カレーの日」です。全日本カレー工業協同組合によって制定されました。
1982年、学校給食週間(1月24日~30日)を前に、社団法人・全国学校栄養士協議会の呼びかけにより1月22日の給食メニューとして全国の学校でカレーが提供されたことにちなんでいます。
日本におけるカレーのさらなる普及拡大を目的とし、毎年1月22日には全日本カレー工業協同組合によるカレーや食材のプレゼントキャンペーンが実施されています。
「カレーの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「カレーの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「カレーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「カレーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「カレーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「カレーの日」を元に発信をする流れ
「カレーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「カレーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「カレーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「カレーの日」を広報PRに活かした事例
「カレーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「カレーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「カレーの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.2024年の辰年を祝う「干支カレー」のレシピを公開
レトルトカレーやスパイス製品などを製造・販売するハウス食品グループ本社株式会社は、2024年の辰年に向けて「竜」をモチーフにした「干支カレー」の制作をプレスリリースで配信しました。レシピは同社公式サイトにて2023年11月29日より公開。
プレスリリースでは、顔をピーマン、たてがみを水菜で表現した『本格デコの干支ドラゴンカレー』のアイキャッチを掲載。2024年への願いを込めて、どんなテーマで制作したのかがわかるように記したうえで、レシピのポイントを紹介しています。レシピのアピールだけでなく、自社のデータに基づいたお正月直後のカレー食卓登場頻度推移などを掲載しているのもGOOD。
「カレーの日」に合わせた広報PRではありませんが、インパクトのあるカレーと干支を絡めた施策をプレスリリースを活用した参考事例です。
参考:2024年のカレー始め!テーマは「躍動」。新年を祝う、辰をモチーフにした“干支カレー”発表
事例2.「カレーの日」にちなみ、スパイス&カレー特集やSNSキャンペーンを実施
デリバリー&テイクアウトアプリ「menu」を展開するmenu株式会社は、1月22日の「カレーの日」に合わせた特集やX(旧 Twitter)キャンペーンを実施。プレスリリースで詳細を配信しました。
プレスリリースでは、カレー研究家のスパイシー丸山氏が提唱する効能別おすすめ「温活スパイス」とmenuで楽しめる「温活カレー」を4選ずつ紹介。画像とともに整理された情報が参考になります。記念日をうまく活用し、自社サービスの認知を高めた事例といえるでしょう。
参考:効能別スパイスとカレーで寒い冬を乗り切る!“本格スパイス”で体の芯から温まる、「温活スパイス&カレー」のすすめ
事例3.「カレーの日」に向けて特設ページを開設
JA全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」は、1月22日の「カレーの日」に合わせて「カレーの日」特設ページを開設し、全国各地のレトルトカレーやカレーに関連した商品を紹介。詳細をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースのタイトルでは「カレーの日」をフックにした取り組みであることがひと目でわかります。端的に特設ページの見どころをピックアップしたうえで、キャンペーン概要を記しているのもGOOD。記念日に合わせた情報発信で、カレーが好きな人への利用促進・認知拡大効果が期待できる好事例です。
参考:1月22日は「カレーの日」!産地直送通販サイト「JAタウン」で全国各地の「レトルトカレー」販売中!
事例4.「カレーの日」にちなんだ特別企画を期間限定で実施
株式会社フォーシーズが展開する宅配ピザ「PIZZA-LA」は、1月22日の「カレーの日」の特別企画を公式サイトで実施することをプレスリリースで配信。2024年1月17日より期間限定で、発売以来根強い人気のピザ「カレーモントレー」の割引キャンペーンを行います。
「カレーの日」にちなんだ企画であることがひと目でわかるプレスリリースのタイトルやアイキャッチがGOOD。画像とともにロングセラー商品である「カレーモントレー」の人気の特徴や商品の魅力を伝えています。記念日をうまく活用したプレスリリースの配信で、より多くの人の利用促進効果が期待できます。
参考:「カレーの日」で大人気『カレーモントレー』がお得!! 期間限定で最大550円割引に!!
「カレーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「カレーの日」は、カレーに注目が集まるきっかけとなる日です。
カレーの製造・販売に携わる企業の方や、カレーを扱う飲食店の方にとっては特に、「カレーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「カレーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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