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お父さんの日(毎月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日お父さんの日(毎月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月13日は「お父さんの日」。今回は「お父さんの日」の意味や由来を解説します。

また、「お父さんの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、業界・業種を問わず自社商品・サービスの魅力を伝えたい方にとっては良い機会になるので、ぜひ参考にしてみてください。

「お父さんの日」の意味・由来とは?

毎月13日は「お父さんの日」です。「人も地球も健康に」をコーポレートスローガンに掲げる株式会社ヤクルト本社が制定しました。

月に1回、一家の大黒柱として頑張っているお父さんに感謝の気持ちを表すことを目的としています。日付は「お父(10)さん(3)」の語呂合わせから毎月13日としました。お父さんがいつまでも健康にとの願いが込められています。

記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「お父さんの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「お父さんの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「お父さんの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「お父さんの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「お父さんの日」を元に発信をする流れ

「お父さんの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「お父さんの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「お父さんの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「お父さんの日」を広報PRに活かした事例

「お父さんの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「お父さんの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「お父さんの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.生放送のスポーツ番組情報をプレスリリースで紹介

株式会社AbemaTVは、2024年12月22日から放送する番組『ABEMAスポーツタイム』についてプレスリリースを配信しました。サッカー元日本代表選手やプロレスラーなどを招き、トークを展開するプログラムです。

総合格闘家の父・息子という関係性や人生を振り返るインタビューについてプレスリリースでも紹介しています。番組の魅力が伝わる構成がGOOD。記念日に合わせた事例ではありませんが、「お父さんの日」のような関連キーワードを盛り込むことで、よりストーリー性の高い広報PRに仕上げられるのではないでしょうか。

参考:桜庭和志の長男・大世に独占インタビュー!不動産マンから脱サラして父と同じ道に挑戦 父・和志は本音を告白「『仕事を辞めない方がいいんじゃないか』という話をした」『ABEMAスポーツタイム』無料配信中

事例2.母親を対象にしたインターネット調査結果をプレスリリースで発表

株式会社はぐくみプラスは、「子どもが実家を離れる経験」をしたお母さん限定のアンケートを実施し、プレスリリースで結果を発表しました。2024年11月6日から20日にかけて、全国の女性85人を対象に行ったインターネット調査のレポートです。

こちらは「お父さんの日」とは異なるプレスリリースですが、同様のアンケートテーマで父親層を対象にした施策も検討できます。母親の対象を限定したテーマ設定はもちろん、グラフ画像を用いながら調査結果をわかりやすく解説した参考事例です。

参考:「子どもが巣立った後は寂しい」「心に穴が空いたような気分に」約5割のお母さんが空の巣症候群を実感!

事例3.お父さんの仕事から学んだことを紹介する動画コンテンツ

一般社団法人・MSCジャパンは、教育動画「私のお父さんは漁師」の日本語吹き替え版を公開し、プレスリリースで発表しました。「海のエコラベル」について、父親から学んだことを紹介する動画コンテンツです。

プレスリリースでは、約15分の動画に収められたストーリーを、複数のカット写真とともに紹介した構成がGOOD。こちらも「お父さんの日」の事例ではありませんが、自社の取り組みや理念をプレスリリースを通じて伝えることで、メディア関係者を含む多くの人の目に届けています。

参考:夏休みの自由研究に MSC認証についての教育動画「私のお父さんは漁師」を公開

「お父さんの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「お父さんの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

毎月13日の「お父さんの日」は、お父さんを想起させるきっかけになる日です。「お父さんの日」を切り口として、業界・業種を問わず自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「お父さんの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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