
国際家族デー
6月7日は「緑内障を考える日」。今回は「緑内障を考える日」の意味や由来を解説します。
また、「緑内障を考える日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に医療に関連するサービスや商品を提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月7日は「緑内障を考える日」です。緑内障に関する啓発や情報発信を行う緑内障フレンド・ネットワークが、2005年に「りょく(6)ない(7)しょう」の語呂合わせから、この日に制定しました。「緑内障を考える日」は、中途失明の原因としてもっとも多いとされている緑内障について広く考え、年に1回は緑内障検査を呼びかける日としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「緑内障を考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「緑内障を考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「緑内障を考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「緑内障を考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「緑内障を考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「緑内障を考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「緑内障を考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
「緑内障を考える日」に合わせたプレスリリースではないものの、「緑内障を考える日」を活用したイベントやキャンペーンなどを検討する際に参考になる事例とGOODポイントを紹介します。
コンタクトレンズの製造販売を手掛ける株式会社シードは、埼玉県にあるシード鴻巣研究所をグリーンにライトアップする活動についてプレスリリースを配信しました。2024年3月10日から16日までの「世界緑内障週間」に合わせて、啓発活動の一環としてさまざまな企業が実施している「ライトアップ in グリーン運動」です。
「緑内障を考える日」の事例ではありませんが、関連性が深いテーマなので、記念日に絡めた広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。企業での取り組みをプレスリリースで発信することで、認知拡大効果に寄与しています。
参考:緑内障啓発活動「ライトアップ in グリーン運動」に協力
株式会社扶桑社は『専門名医が教える!緑内障に効くたった2つの習慣』のプレスリリースを配信しました。緑内障による失明を防ぐために有効な習慣を、イラスト付きで紹介した解説本です。
「緑内障を考える日」の事例ではありませんが、「失明を99%防ぐ」「緑内障専門医が解説」など印象的な文言を記載し、読み手の興味を引いたタイトルが特徴。収録内容がわかる情報の紹介はもちろん、緑内障について簡単に説明したプレスリリース内容もGOODな広報PR事例です。
参考:緑内障による失明を99%防ぐ、たった2つの習慣とは? 緑内障専門医が解説
株式会社世界文化ホールディングスは、緑内障のスペシャリストが書き下ろした書籍『いちばん親切でくわしい 緑内障の教科書』のプレスリリースを配信しました。緑内障にフォーカスし、検査・診断やNG習慣などをまとめています。
こちらも「緑内障を考える日」の事例ではありませんが、発売日に合わせてプレスリリースを配信することで、より多くの人へ認知を広めたのがGOODポイント。表紙画像だけでなく、ページ画像を掲載して収録内容を可視化しています。
参考:【緑内障の教科書】日本有数・眼科専門病院のトップドクターが教える「一生視力を守る方法」とは?
「緑内障を考える日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
緑内障に関しては、3月上旬の1週間に定められている「世界緑内障週間」もあり、イベントなどを実施している企業もあるようです。医療関連のサービスを提供する企業や、緑内障を含めた眼病に関する研究などを行う機関は、6月7日の「緑内障を考える日」も活用した広報PR活動を行ってもよいかもしれません。
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