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子連れの日(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日子連れの日(5月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月20日は「子連れの日」。今回は「子連れの日」の意味や由来を解説します。

また、「子連れの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にファミリー層向けのイベント・キャンペーン企画を手掛ける企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「子連れの日」の意味・由来とは?

5月20日は「子連れの日」です。育休中や復職後の経営学講座などを展開する、一般社団法人・ぷちでガチによって制定されました。

日付は「こ(5)づ(2)れ(0)」と読む語呂合わせが由来。子どもを連れて行ける機会と場所を増やし、障がい者や高齢者も暮らしやすいバリアフリーな世の中を築くことが、記念日制定の目的です。

同団体は毎年、「子連れの日」を記念・啓発する広報PR活動を行っています。ビジネスに関する情報だけでなく、バリアフリーやユニバーサルデザインについて発信したり、子連れに最適な観光プランを展開したりといった取り組みにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「子連れの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「子連れの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「子連れの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「子連れの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「子連れの日」を元に発信をする流れ

「子連れの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「子連れの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「子連れの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「子連れの日」を広報PRに活かした事例

「子連れの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「子連れの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「子連れの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.アンケート調査開始に合わせて、子どもとサウナの情報を発信

バスリエ株式会社は、子どもとサウナに関するアンケート調査の実施を発表しました。今回の調査に合わせて、サウナの年齢制限や、サウナデビューの注意点などをプレスリリースでまとめています。

「サウナが好きだが子どもがいるのでなかなか入れない」という子育て世代に向けて、子連れサウナの有用な情報を発信しているのがユニークなポイント。記事内でアンケート情報にも触れることで、より多くの回答数を獲得する結果にもつながっています。

お風呂に関わる企画や開発、製品販売などを手掛ける企業ならではの広報PR事例といえるでしょう。

参考:何歳からOK?子どもとサウナのアンケート調査開始のお知らせ

事例2.公式アプリの会員限定で「キッズ半額キャンペーン」を実施

ファミリーレストランのジョイフルを運営する株式会社ジョイフルは、公式アプリ会員限定で対象のキッズメニューが半額になる「キッズ半額キャンペーン」を実施することをプレスリリースで配信。子連れ家庭に、より気軽に来店してもらうことを目的とした企画です。

「家族やママ友」に向けた企画であることを明確に記したプレスリリースのタイトルがGOODです。「子連れの日」に合わせた施策ではありませんが、キャンペーンの概要や利用条件、対象商品を画像付きで紹介。読み手にわかりやすい構成が参考になる事例です。

参考:この春は家族やママ友とジョイフルへ!キッズメニューが期間中何度でもオトクに♪大好評の「キッズ半額キャンペーン」を実施!

事例3.子連れにおすすめの横浜市内スポット特集を公式サイトで公開

公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューローが運営する横浜市観光公式サイト「横浜観光情報」は、2024年3月7日に「横浜子ども連れおすすめスポット特集」を公開。ページの概要をプレスリリースで配信しました。

どのような施設を紹介しているかを伝えるだけでなく、オムツ交換台や授乳スペースの有無なども各施設の紹介欄に記していることを画像とともにアピールしたプレスリリースがGOODポイントです。

記念日に絡めた事例ではありませんが、子連れでのお出かけ頻度が高まる春休み前にプレスリリースを配信したことで、より多く注目を集めた好事例といえるでしょう。

参考:横浜は子どもと楽しめるスポットが豊富!「子ども連れおすすめスポット特集」ページ公開!

「子連れの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「子連れの日」は、子連れに注目が集まりやすい日です。子どもや子育て世代向けの企画を検討している方や、親子向けのイベントを手掛ける企業の方にとっては特に、「子連れの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「子連れの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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