PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
美術を楽しむ日(10月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日美術を楽しむ日(10月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月2日は「美術を楽しむ日」。今回は「美術を楽しむ日」の意味や由来を解説します。

また、「美術を楽しむ日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に美術に関連する商品やサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「美術を楽しむ日」の意味・由来とは?

10月2日は「美術を楽しむ日」です。「芸術の秋」とされる季節であることに加え、「美(Be)10(ジュ)2(ツ)」と読む語呂合わせから、女子美術大学・多摩美術大学・東京造形大学・武蔵野美術大学の四校からなる四美大校友会同窓会連合が制定

多くの人に美術を身近に感じる機会をもってもらい、美術のすばらしさや可能性を伝えることを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「美術を楽しむ日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「美術を楽しむ日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「美術を楽しむ日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「美術を楽しむ日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「美術を楽しむ日」を元に発信をする流れ

「美術を楽しむ日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「美術を楽しむ日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「美術を楽しむ日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「美術を楽しむ日」を広報PRに活かした事例

「美術を楽しむ日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「美術を楽しむ日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、「美術を楽しむ日」に合わせた事例ではなくても、今後「美術を楽しむ日」にちなんだ広報PR活動を行う際のヒントに活用できるのではないでしょうか。

事例1.総勢40店以上が集まるアートマーケットを開催

蔦屋書店内でのアート企画などを行うカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)が運営するアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて、新企画「ART MARKET 2023」を開催することをプレスリリースで配信。参加ギャラリーは、「OIL by 美術手帖」に出店している総勢40店舗以上、作品の総数は約300点を予定したオンラインメインのイベントです。

プレスリリースではイベントのロゴをアイキャッチにし、イベント概要、参加ギャラリーを記載。メイン会場となるオンラインだけでなく、実際に作品を鑑賞できるよう、都内ギャラリーや代官山蔦屋書店などにもサテライト会場を設けていることを施設の画像とともに掲載しています。順を追って読みやすい構成がGOOD。

「美術を楽しむ日」にちなんだプレスリリースではありませんが、オン・オフラインで美術を楽しめる新たな企画の好事例です。また、記念日に合わせて同様のイベントを開催するのも一案です。

参考:アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」が、総勢40以上のギャラリー参加の「ART MARKET 2023」を9月1日より開催。作品を鑑賞できるサテライト会場も都内数か所に設置。

事例2.器好きにおすすめのイベントで使えるクーポンプレゼント

有田焼卸団地協同組合が運営する陶磁器の専門店が集まる「アリタセラ」は、有田焼・波佐見焼など器好きにおすすめの秋のイベントを開催することをプレスリリースで配信。また、来年で50周年を迎える「有田焼卸団地」を記念してショッピングで使えるクーポン券プレゼントを実施します。

プレスリリースでは、さまざまなイベントを行う秋のアリタセラで楽しめるクーポンの詳細を画像とともにわかりやすく掲載。さらに、対象期間内の各イベントの様子を写した画像を載せています。「美術を楽しむ日」にちなんだ事例ではありませんが、秋に開催されるイベントの魅力がうまくまとめられた構成がGOODなプレスリリースです。

参考:【クーポンプレゼント】有田焼・波佐見焼など器好きにおすすめ「アリタセラ」で楽しむ秋のイベント

事例3.上質な和の文化を巡るまち歩きスタンプラリー開催

株式会社東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」は、文化や芸術に触れる体験の創出の一環として、渋谷エリアでまち歩きを楽しむイベント「まち歩きスタンプラリー」を開催。イベントの詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、渋谷エリアの取り組みとして推進中の「渋アート」と今回のイベントを開催するに至った背景、目的を記載。概要や「渋アート」連携施設が丁寧にまとめた構成がGOODです。記念日に合わせた事例ではありませんが、アートにちなんだイベントの開催をプレスリリースで配信する際の参考になる好事例です。

参考:渋谷で上質な和の文化を巡る、まち歩きスタンプラリー『渋アート&ウォーク』開催

「美術を楽しむ日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「美術を楽しむ日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

美術作品を展示するイベントのほか、参加者が美術を楽しむイベントなども10月2日の「美術を楽しむ日」に合わせて実施するとよいかもしれません。そのほか、美術に関連する商品・サービスを提供する企業は、記念日に合わせたプレスリリースを配信するのも一案です。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ