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熟睡の日(10月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日熟睡の日(10月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月9日は「熟睡の日」。今回は「熟睡の日」の意味や由来を解説します。

また、「熟睡の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、睡眠にまつわる商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「熟睡の日」の意味・由来とは?

10月9日は「熟睡の日」です。日本の睡眠文化を変えて、多くの人の睡眠の質を向上させるために活動する一般社団法人・睡眠栄養指導士協会によって制定されました。

日付は、熟睡の「熟」を「じゅ(10)く(9)」と読む語呂合わせが由来。熟睡に関する知識や重要性を発信し、睡眠の時間が短い人にも熟睡体験をしてもらうことが主な目的です。

毎年10月9日やその前後には、睡眠に関する研究を行う機関や、寝具を取り扱うメーカーなどが「熟睡の日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施しています。

起床時や起床後のパフォーマンスを高めるためにも睡眠の質は重要なため、関連の商材を扱う企業であれば、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「熟睡の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「熟睡の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「熟睡の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「熟睡の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「熟睡の日」を元に発信をする流れ

「熟睡の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「熟睡の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「熟睡の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「熟睡の日」を広報PRに活かした事例

「熟睡の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「熟睡の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「熟睡の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.冷たさ・快適さが持続する夏用掛け布団を販売

脳と睡眠を科学するソリューションカンパニー株式会社ブレインスリープは、夏用掛け布団「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール」の販売開始をプレスリリースで発表。就寝から朝まで、冷たさや快適さが持続するという掛け布団です。

プレスリリースでは、今回の商品の開発背景となった「異例の夏の早さと特有の睡眠課題」と「寝室環境の重要性」について説明。Makuake応援購入者からの商品への期待の声や特長を記し、商品の魅力をしっかりと伝えています。写真を豊富に使用することで、読み手がイメージできるように工夫されているのもGOOD。

「熟睡の日」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースを配信することでより多くの人に商品や企業を知ってもらうきっかけになった広報PR事例です。

参考:寝苦しい夜を快適に、革新的な持続冷感技術で究極の夏用掛け布団!「ブレインスリープ コンフォーター パーフェクト クール」発売開始

事例2.睡眠と夢に関する実態調査を実施

健康をテーマに情報発信を行う一般社団法人ウェルネス総合研究所は、「熟睡の日」に合わせて夢に関する実態調査を実施し、結果をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは実態調査の結果をわかりやすくまとめているだけでなく、その結果を踏まえて専門家のコメントを掲載している点がGOOD。情報に厚みを持たせ、読み応えのあるプレスリリースになっています。記念日にちなんだ調査リリースとして、参考になる事例です。

参考:10月9日は“熟睡の日”「週に1回以上夢を見る人」が約4割意外と知らない「レム睡眠」の重要性を専門家が解説

事例3.「熟睡の日」に合わせて寝具のクーポンキャンペーン開催

寝具ブランドを展開する株式会社ロウダンは、「熟睡の日」を盛り上げる取り組みとして、クーポンキャンペーンを開催するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、キャンペーンの対象となる商品の写真を3点掲載。いずれも使用シーンなので、どのような枕なのかが一目でわかります。タイトルに「自分の睡眠を見つめ直す機会に!」という目を引くフレーズを入れているのもGOODです。記念日にちなんで寝具を広報PRするプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:【10月9日は熟睡の日】自分の睡眠を見つめ直す機会に!おすすめ寝具対象、熟睡の日クーポンキャンペーン開催中

「熟睡の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月9日の「熟睡の日」は、睡眠に注目が集まり、寝具の改善やヒーリングミュージックの導入などを想起させるきっかけになる日です。睡眠に関する情報発信を行う企業の方や、睡眠にまつわる研究・企画を行う方にとっては特に、「熟睡の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「熟睡の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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