PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
おいしいバターの日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日おいしいバターの日(8月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月21日は「おいしいバターの日」。今回は「おいしいバターの日」の意味や由来を解説します。

また、「おいしいバターの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にバターを使ったお菓子をはじめとする商品を企画・販売するする企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「おいしいバターの日」の意味・由来とは?

8月21日は「おいしいバターの日」です。お菓子作りの材料や資材を扱う株式会社富澤商店により制定されました。

日付は、1877年8月21日に上野公園で開催された第1回内国勧業博覧会に由来しています。当時、バターを作るための「犬力機」などが出品され、多くの人が初めてバターの存在を知るきっかけとなりました。

同社は、日本でもっとも多くの種類のバターを取り扱う小売店として知られており、「おいしいバターをより多くの人に使ってもらうこと」を目的とし、記念日を設けました。

バターを使ったお菓子や専門店など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策にも活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「おいしいバターの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「おいしいバターの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おいしいバターの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おいしいバターの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おいしいバターの日」を元に発信をする流れ

「おいしいバターの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おいしいバターの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おいしいバターの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おいしいバターの日」を広報PRに活かした事例

「おいしいバターの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おいしいバターの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「おいしいバターの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「果実×バター」を楽しむバタースイーツ専門店が登場

株式会社ケイシイシイは、大阪・あべのハルカス近鉄本店に、東京発のバタースイーツ専門店「果実とバター canarina」を初出店したことを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは販売するお菓子ごとに、香りや味わいなどバターの魅力を丁寧に記載しています。また、果実とバターを使った新ブランドとして、バターをイメージしたメインカラーのロゴも紹介。「おいしいバターの日」にちなんだ発信ではありませんが、バターを使用したスイーツの専門店として、バターの魅力を印象付ける好事例といえるでしょう。

参考:“果実×バター”を楽しむバタースイーツ専門店「果実とバター canarina(カナリナ)」があべのハルカス近鉄本店に初登場。JR東日本おみやげグランプリ2024にて総合グランプリ獲得のスイーツも登場。

事例2.北海道バタースコッチキャンディを使ったソフトクリームを発売

北海道から全国に多角的な事業を展開する株式会社ノースマートは、自社ブランド「森のkigiバタースコッチ」によるソフトクリーム専門店のオープンをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは商品の素材や背景となるストーリーが丁寧に紹介されており、バターの産地としての北海道を訴求している点もGOODポイント。「おいしいバターの日」に合わせた発信ではないものの、バターを使ったスイーツの魅力が伝わる参考事例です。

参考:「森のkigiバタースコッチ」ソフトクリーム専門店が札幌狸小路に期間限定でオープン! 

事例3.夏に食べたい「フルーツ×バター」の新作スイーツを販売

株式会社グレープストーンは、展開する東京発のバタースイーツ専門店「バターステイツ by銀のぶどう」より、「バターステイツ」が柏高島屋に期間限定でポップアップストアを出店。さらに、「フルーツ×バター」の新作スイーツを販売することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは独自のバター製法を紹介し、他のバター商品との差別化を図っている点がわかるように構成されています。「おいしいバターの日」に合わせた発信ではありませんが、商品の個性やブランドのこだわりが伝わる好例といえるでしょう。

参考:【柏高島屋】夏限定“フルーツ×バター”の新作スイーツ初登場!累計900万個を突破したバタースイーツ専門店「バターステイツ by銀のぶどう」期間限定OPEN

「おいしいバターの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月21日の「おいしいバターの日」は、バターを使ったお菓子をはじめとする商品に注目が集まりやすい日です。特に、バター製品を扱う方にとっては、「おいしいバターの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「おいしいバターの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ