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防災意識を育てる日(3月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日防災意識を育てる日(3月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月11日は「防災意識を育てる日」。今回は「防災意識を育てる日」の意味や由来を解説します。

また、「防災意識を育てる日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に防災活動にまつわる商品・サービスを扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「防災意識を育てる日」の意味・由来とは?

3月11日は「防災意識を育てる日」です。防災士であり、株式会社渋谷クロスFMの代表取締役社長でもある江﨑洋幸氏によって制定されました。

日付は、2011年の3月11日に発生した東日本大震災にちなんでいます。歴史的な震災の経験を風化させず、震災で得た教訓を次の世代につないでいくことが目的のひとつです。

同社は毎年3月11日の「防災意識を育てる日」に合わせて、防災特別番組の放送や、被災地へのボランティア活動などを行っています。

防災活動について呼びかけたり、自社で開発・販売している防災用品のプレスリリースを発表したり、多用な広報PR活動に活かしやすい記念日ともいえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「防災意識を育てる日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「防災意識を育てる日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「防災意識を育てる日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「防災意識を育てる日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「防災意識を育てる日」を元に発信をする流れ

「防災意識を育てる日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「防災意識を育てる日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「防災意識を育てる日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「防災意識を育てる日」を広報PRに活かした事例

「防災意識を育てる日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「防災意識を育てる日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「防災意識を育てる日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.防災・被災力を高める手軽な定期便をスタート

有限会社ORIENTAL DELIは、防災食定食便「BimiStock(ビミストック)」に関する情報を公開しました。阪神淡路大震災から28年が経過した2023年1月17日に公開したプレスリリースで、東日本大震災発生日である3月11日のサービス提供開始を発表。

一人ひとりが防災・被災力を高められるよう、新たなツールとして発案された定期便です。3月の発売に先駆け、2月からはクラウドファンディングでの予約販売も決定しています。事前情報として発信することで、効率的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:阪神淡路大震災から28年-【最新進化系】普段使いの防災食定期便『BimiStockビミストック』で変わる[どうする我が家の防災]|全国の美味しい保存食を定期配送。無理なく楽しく続けるローリングストック

事例2.必要な防災グッズが見つかるサービスをベータ版で提供

防災カタログギフト「LIFEGIFT」を販売する株式会社KOKUAは、新たなサービスのプレスリリースを発表しました。自分に必要な防災グッズが、1分で見つかるサービス「pasobo(パソボ)」を発足。

「誰ひとり取り残さない防災」プロジェクトと題し、ベータ版でヒアリングイベントや公式LINEでの意見吸い上げを実施します。正式リリース前に認知してもらうことで、多くの意見を取り入れられ、利用促進効果が期待できるのがGOODなプレスリリースです。

参考:自分に必要な防災セットが1分でみつかる新防災サービス「pasobo(パソボ)」のβ版をリリース

「防災意識を育てる日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月11日の「防災意識を育てる日」は、震災をはじめとする防災活動を想起させるきっかけになる日です。関連の啓発活動に携わっている方や、防災グッズの開発・販売などを行う企業の方にとっては特に、「防災意識を育てる日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「防災意識を育てる日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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