
カメラ発明記念日
12月28日は「ディスクジョッキーの日(DJの日)」。今回は「ディスクジョッキーの日」の意味や由来を解説します。
また、「ディスクジョッキーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に放送業界・ラジオ業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
12月28日は「ディスクジョッキーの日(DJの日)」です。ラジオ番組の企画・制作やディスクジョッキーのマネジメントを手掛ける、株式会社サンディによって制定されました。
日付は、日本ではじめて本格的な活躍を見せた糸居五郎氏の命日(1984年12月28日)にちなんでいます。ディスクジョッキーやラジオパーソナリティの活動内容を発信し、より多くの人に魅力を知ってもらうことがおもな目的です。
なお、略称であるDJには、ラジオDJのほかクラブDJ・ヒップホップDJ・ロックDJといったジャンルがありますが、「ディスクジョッキーの日」はラジオDJにまつわる記念日となっています。
ラジオ番組やパーソナリティといった活動は日本人にとって馴染み深いため、放送業界に関わる企業であれば、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ディスクジョッキーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ディスクジョッキーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ディスクジョッキーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ディスクジョッキーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ディスクジョッキーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ディスクジョッキーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ディスクジョッキーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ディスクジョッキーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ディスクジョッキーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社エフエム東京(TOKYO FM)は、作家の村上春樹氏がディスクジョッキーを務めるラジオ番組「村上RADIO」に関するプレスリリースを配信。「村上RADIO~ポール・サイモン・ソングブック~」と題し、全国38局でオンエアすることを決定しました。
プレスリリースでは今回の放送内容を簡単に紹介したあと、リスナーに向けたコメントもピックアップしています。「ディスクジョッキーの日」に関する事例ではありませんが、放送の数日前にプレスリリースを配信することで、既存顧客はもちろん潜在層への認知拡大効果に寄与した広報PR施策といえるでしょう。
参考:作家・村上春樹のラジオ番組、第70回時代の波に流されない静かで力強いメロディー。『村上RADIO~ポール・サイモン・ソングブック~』
株式会社文化放送は、2024年1月1日に放送する番組「憧れのミスDJ座談会」についてプレスリリースを配信しました。「ミスDJ」の出身者やラジオパーソナリティを務めるタレントが、約40年前を振り返って名曲や人生について語る新春特別番組です。
こちらも「ディスクジョッキーの日」に関するプレスリリースではありませんが、放送に先駆けてプレスリリースを配信し、メディア関係者を含む多くの人の関心を惹いたのがGOODポイント。放送日時だけでなく、登壇者がひと目でわかる画像も参考になります。
参考:80年代の女子大生ブームを牽引した伝説のラジオ番組 歴代DJの千倉真理、長野智子、向井亜紀が揃って共演
株式会社エフエム大阪は、半年間の期間限定番組「E∞Tracks Selection(イートラック セレクション)」の2025年1月〜6月期レギュラーDJをプレスリリースで発表しました。アーティストの写真とともに、初回放送日や放送期間といった番組概要をまとめています。
比較的シンプルなプレスリリースですが、重要な事項がわかりやすくまとめられており、写真も複数掲載して視認性を高めたのが参考になるポイント。「ディスクジョッキーの日」に合わせたではないものの、キーワードとの親和性が高く、本番組ならではの希少性を伝えた有用な広報PR施策です。
参考:MACK JACK、BigfumiがレギュラーDJ に決定! FM 大阪 「E∞Tracks Selection」 (読み:イートラック セレクション)
12月28日の「ディスクジョッキーの日」は、ラジオ番組やディスクジョッキーに注目が集まりやすい日です。ラジオに関わる企業の方や、ディスクジョッキーの養成・マネジメントといった事業を行っている方にとっては特に、「ディスクジョッキーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ディスクジョッキーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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