佃煮の日
11月1日は「犬の日」。今回は「犬の日」の意味や由来を解説します。
また、「犬の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にペットに関するサービスや商品を提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「犬の日」の意味・由来とは?
11月1日は「犬の日」です。「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」という犬の鳴き声にちなみ、1987年にペットフード工業会(現、一般社団法人ペットフード協会)が制定しました。記念日は、犬に関する知識を深めるとともに、犬をかわいがることが目的とされています。
毎年、さまざまな企業が「犬の日」に絡めて犬に関連するキャンペーンやイベントを開催しています。
「犬の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「犬の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「犬の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「犬の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「犬の日」を元に発信をする流れ
「犬の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「犬の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「犬の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「犬の日」を広報PRに活かした事例
「犬の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「犬の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。
事例1.「犬の日」にちなんだ「いぬの日おさんぽバッグ」を販売
株式会社キャメル珈琲が運営するカルディコーヒーファームは、人気企画である「いぬの日おさんぽバッグ」の抽選申込みの受付を開始したことをプレスリリースで配信。いぬがデザインされたバッグの中にシャワーボトルやチャームなどをセットにした商品です。
プレスリリースでは、セットの内容やバッグの仕様について複数枚の写真を掲載しながら紹介。人が手にした画像を載せることで、バッグのサイズ感がわかりやすいように工夫されている点もGOODポイントです。
11月1日の「犬の日」には、「いぬの日おさんぽバッグ」がミニポーチになった「いぬの日ミニミニバッグポーチ」を販売することについても言及しており、記念日をうまく活用した広報PRが参考になります。
参考:【10/2(月)より抽選申込み受付スタート】人気の「いぬの日おさんぽバッグ」が今年も登場!
事例2.愛犬の健康に訴求したドッグフードの新商品を販売開始
株式会社エイチームコマーステックでは、自社が提供するドッグフードブランド「Obremo」に、「まぐろ&たらフード」が新たに加わったことを紹介しました。同ドッグフードは、人間向けの食品と同等の基準で管理されている原材料を使用している「ヒューマングレードドッグフード」として展開。国産かつ合成添加物不使用のドッグフードを通して、愛犬にできるだけ安全な食事を与えたいと考える飼い主に訴求しています。
11月1日の「犬の日」に合わせたプレスリリースではありませんが、「Obremo」シリーズのラインナップを画像やテキストで紹介するとともに、商品の製造・販売に至るまでの想いなどを記載しています。
参考:ペットフードブランド「Obremo(オブレモ)」から新商品「まぐろ&たらフード」を2022年7月19日(火)より販売開始!独自の診断コンテンツで愛犬にぴったりなフードをご提案!
事例3.写真動画コンテストを通して保護犬と里親のマッチングを実施
犬や猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金は、里親との出会いを待つ保護犬・保護猫を被写体にした写真動画コンテストを毎年開催。コンテストを通して保護動物と里親のマッチングもでき、同基金の目標「殺処分ゼロ」の実現を可能にする活動も行っています。また審査終了後の2022年10月には大阪で作品展を開催する予定です。
こちらも「犬の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、応募に関する詳細や公式ホームページへのリンクと併せ、過去の受賞作品・作品にまつわるエピソードなども一緒に紹介しています。インターネット上から簡単に応募することが可能。プレスリリースを通してより多くの人に保護犬・保護猫の存在や里親との橋渡し活動を周知しています。
参考:保護犬、猫の写真コンテスト作品募集中! 7月末締め切り迫る!環境大臣賞は10万円
「犬の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「犬の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
近年では犬をペットとして迎え入れる人は増加傾向にあります。11月1日の「犬の日」をきっかけに、商品やサービスに関するプレスリリースを発信することで、多くの愛犬家の目に留まり、効果的な広報PR活動ができるのではないでしょうか。
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